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内容説明
「月のたまご」を助けた三郎は、地底をさすらううちに、かつて「月のたまご」の乳母だったダマーニナに会った。火山の爆発でクレヨン王国へ生還できた三郎のまゆみを思う愛の強さが、まゆみを王国へ呼びもどし、やっと再会した2人──。だが、ダマーニナのにしくみの青い水を飲んだ三郎は……。ファン待望の愛と冒険の大ロマンのPART3。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫伊
10
再会できたけれどもそう簡単にはいかない。それでも身近に感じられるということは大きいことだなと思いました。2人がああいう雰囲気だからこそ、ダマーニナが切なくなってくるなぁ…。嫌いにはなれないキャラです。そしてストンストンとアラエッサコンビは可愛いです。家出人二人の言う「家出人とは、でる家がある人間のこと。でる家からしてなければ家出人じゃなくて浮浪者じゃないか。」という言葉が響きました。2014/06/15
あおさわ
9
ダマーニナ(悪女)始動。思惑がどんどんからみあって徐々に複雑になってきました。幸せいっぱい夢いっぱい、なお話じゃなかったんだなあと改めて納得。まゆみちゃん頑張って。でもダマーニナも可愛いです。2011/08/12
晴れ女のMoeco
4
ダマーニナは悪役なんだろうけど、人間味が出てきて憎みきれないなぁ(今のところは)。でも油断もできない。アラスベ社の猿とナルマニマニの「共謀」が面白かったな。サードとまゆみの愛のやり取りを読むと、むず痒くなる。児童書だから、言葉だけで愛を伝えなきゃいけないもんね。恋愛面以外では引き込まれる。2010/07/03
NOVE
3
いきなり三郎とまゆみのイチャイチャを見せつけられる3巻。アラエッサとストンストンのことも気にかけてあげて!まあ、そんな幸せはいつまでも続かないけど。3巻の見所は孤高の科学者・ナルマニマニ博士。罪を擦りつけられた彼が、再び重鎮へと返り咲こうと画策する姿は醜い老人の権化。そして勘違いから、ナルマニマニはまゆみを魔女として捕らえようとする。思うにナルマニマニは三郎になれなかった、もう一人の福永令三氏なのでは。2019/01/12
おけいさん
3
やっと物語が動き出した感じ。はっきりした悪役ダガーも登場し、ダマーニナもじわじわ中心に。「愛と冒険の大ロマン」らしくなってきましたよ~!2016/09/10