クレヨン王国の十二か月

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クレヨン王国の十二か月

  • 著者名:福永令三【著】
  • 価格 ¥678(本体¥617)
  • 特価 ¥338(本体¥308)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061470439

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内容説明

大みそかの夜、ユカが目をさますと、12本のクレヨンたちが会議をひらいていた。クレヨン王国の王さまが、王妃のわるいくせがなおらないうちはかえらない、といってゆくえをくらましたのだ。おどろいた王妃は、ユカといっしょに王さまをさがしもとめて、ふしぎな旅に出る。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソルティ

244
30年以上ぶりに再読。12ヶ月で12色のクレヨンで12の悪い癖という決まり事があり、その中でのすったもんだなファンタジーが形にはまってきれいに気持ちよく進むというか。好きだな、こういうの。よく考えたら1年かけて王様を探すなんてものすごく冒険物。最後帰ってきたら別れが辛い。思わずこちらもウルっときてしまった。挿絵もかわいい。当時もこの世界ハマったけどやっぱりクレヨン王国、楽しそうだな。また行きたい。シリーズ読んでいこう。2019/02/02

きっしぃ

52
≪登録1100冊目≫ブックオフで見かけてから懐かしくなって1100冊目にしようと決めました♪これこそ自分の読書の原点かも。十二の悪い癖を持つシルバー王妃とユカが、ゴールデン王を追ってカラフルな十二ヶ月の国を旅する物語。今読むと色々と教訓めいていて、大人でも楽しめる物語だった。出てくる不思議な生き物たちも魅力的。物語の終わりかたも素敵だな、クレヨン王国はどこにでもある。続きも再読していきたい。2017/06/22

翔(かける)

48
懐かしのシリーズを再読したいなと図書館で借りてきました。そうそう、ゴールデン王さまは、シルバー王妃の12の悪癖がイヤで逃げ出したんだっけ(笑)。覚えているよりずっと童話な雰囲気ただようお話でした。12色のドレスを着替えながら、12の町をめぐる旅。うそつき病を治すためにホントザクラを探しに行ったり、逃げ出したこいのぼりの太郎をつかまえに行ったり。クレヨン、動物、植物、季節のもの、福永先生はとっても博学だったのだろうなということがうかがえます。こんな発想、どこから出てくるんだろう!?永遠の名作ですね。2017/11/06

まりお

43
久しぶりに夢のクレヨン王国のOPを聞いたので。シルバー王妃とユカちゃんの、ゴールデン王を探す12ヵ月の旅。それと同時にシルバー王妃の12の悪い癖を直す。12の悪い癖に苦しめられながら、自分の悪いところを見直していく。2017/11/26

レモン

41
大みそかか元日に読みたかったけど、少し出遅れ。12か月を12色で彩り、シルバー王妃の12の悪いクセを1つずつ改めながら、逃げたゴールデン王を探す旅に出る。小学生の頃に美しい世界にすっかり魅了された。なぜ今はそんなに人気がないのか不思議。ついでに三木由記子さんの挿絵付きが至高。中でも、6月の人形の町の世界各国の人形とごちそうがとても魅力的。何回も再読しているのでどの月も鮮明に覚えており、好きな話しかない。10月の少し切ない終わり方も良い。新しい月になるたび、次の月の色の服に着替えるのが少女心をくすぐられた。2022/01/02

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