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内容説明
秋の運動会の総練習の朝、いつもとちがう1番電車にのった亜有子は、高校生の夏江子と一緒になぐり電車にのりあわせました。あわてておりた駅にある、「カフェテラス クレヨン王国」には、いろいろなおよめさんのメニューがあり、亜有子は勉強のおよめさんを注文してみました──ファンタジックでおもしろい「クレヨン王国」シリーズ9作め。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かのこ
49
いつもと違う一番電車に乗った亜有子は、高校生の夏江子と一緒に、“なぐり電車”に乗り合わせる。思う存分なぐられた二人は、なぐり電車に乗った人にしか見えない不思議なお店「カフェテラス クレヨン王国」へ。そこには色々な“およめさん”のメニューがあり…。 たくさんの美味しそうな食べ物が登場するクレヨン王国シリーズの中でも、本作に出てくるクレープは食べてみたくて仕方ない。海と太陽と白い雲を模した、空色のみつで食べるイチゴのムースと生クリームたっぷりのクレープ。ああ、美味しそう…笑。登場人物たちの名前も楽しい一冊。2017/06/24
レモン
25
タイトルから想像する内容と全然違った。およめさんを迎えるのは小学生と高校生の女の子だし、お金を払って注文するのにやって来るのはクレヨン王国を追放されたはみ出し者で一癖どころか十癖はありそうな厄介者。自分らしさを保つことの難しさと友情がテーマ。桃と亜有子の友情は私が体験したことのない類のものだった。 このシリーズは可愛らしいだけでなく、いい意味で児童書らしくない展開をしたり、らしくないテーマを扱ったりするので大人になってから読んでも十分楽しめる。 なぜ今あまり読み継がれていないのか不思議。2021/05/25
そる
7
これも内容分からないけど表紙だけ覚えてる。読んだはず。
昼夜
7
話の展開がドラえもんぽい。クレヨン王国から追放される奴らがいることにびっくりした。今なら一番常世と暮らすのにガマンできるというか是非とも力を貸して欲しいと思う自分がいて主人公が躊躇なくきっぱりと勉強よりも友だちをとったことが眩しいのとそうじゃないとだめな時もあるんだと凄く複雑な気分になりました。読む時期間違えたかも。2010/05/18
M66
5
大人になってからクレヨン王国を順番にを読み返したとき、昔大好きだった「ヘンな電車にのっちゃって、着いた先でなんかキラキラ光るすごく素敵な甘いものを食べるハナシ」、だけがどこにも見当たらず、あれれ?と思っていたのですが、コレでした!(古本市で発見)。わくわくしながら本を開けば、どのページにも、を通り越してどの行にも思い出があり、モモに憧れたこととか、ハチの意味探しのドキドキとか、海辺の坂道の風景とかをありありと思い出し、やっぱり子ども時代の読書って刻まれているなぁと思いました。クレヨン王国大好き!2010/02/18
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