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内容説明
晶太郎・雄三郎・まりよら自然観察クラブの七人は、それぞれ宿題の七つの課題をかかえて、伊豆の天城で夏期合宿をした。「きもだめしオリエンテーション」で七つの木からなる七つの森にふみいった少年たち。そこは、まさにクレヨン王国だったのだ。人間とすべての生きものの共存を主張する「クレヨン王国」シリーズの第6作め。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かのこ
49
嫌いなことをなくす宿題をかかえて、伊豆の天城で夏季合宿をすることとなった自然観察クラブの七人。七つの木からなる七つの森で、七つの曜日におこる七つの冒険。“七”にとっても縁のある作品だけど、六作目の(笑)クレヨン王国シリーズ。七人が主人公なので一つ一つの冒険は短いけど、森の中で一人一人が出会うクレヨン王国ワールドは相変わらず深い。特に好きなのは雄三郎と晶太郎の冒険。あついおいしいもののシーンはずっと覚えてる(´ω`) ラストのまとめ方を含めて構成のきれいな作品。2017/05/31
とんこ
16
はじめからいい奴なネコ犬が、なんだか陰のある出自まで明かされて、切なくなった。作者がモデルだという杉山先生、こんな風に自然に詳しい先生に教えてもらいながら森歩きしてみたい。子供がやたらバイタリティあったり先生が放任気味に思えたり、時代の変化を感じる。2023/03/03
ソルティ
7
内容は覚えてないけど表紙は覚えてる。
NOVE
3
なんとなく「うなぎを掴む話」と記憶していた。他にも魅力的な動植物はたくさん出てくるのに、どんだけ食いしん坊だったんだ昔の私。大人になって読むと、姉が苦手な妹のエピソードが興味深い。優しくて、思いやりがあって、キレイで、品があって。理由は分からないけど苦手。「かきむしってやりたい!」と相槌を打つ霧女とのガールズトークは、悪口なのに軽快。子供の成長を促す内容だが、シリーズの中でも説教臭さは薄い。2018/11/29
かざえ@学校司書も2年目
2
子どもの頃大好きだったクレヨン王国シリーズ。しかしシリーズの本全部を読破したわけではなく、読んでない作品も多し。なので改めて、未読のクレヨン王国作品を読んでみることにしました。 七つの森。やはりシルバー王妃が出てこない話は物足りなさを感じてしまう。(十二ヶ月の旅が一番大好きでした) そして生徒七人がそれぞれ物語を展開するのですが、生徒の名前が覚えられない…!苦戦しつつも読みました、笑。2021/05/20