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内容説明
王国の平和のため、立ち上がった三郎とまゆみ。三郎は、ヘリコプターでカメレオンを救出したものの、見知らぬ土地に不時着。一方、まゆみは、助けてくれた白馬のピーターをつれて、町へもどるとちゅう、尼僧のオルガと道づれに。三郎が生きていることをさとったオルガは、クレヨーン市の時計台にあがり、大パフォーマンスを……。PART5。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かのこ
44
月のたまごシリーズ五作目。カメレオン総理と三郎の珍道中。二人の関係は、三郎の特異な体質上、同年代の友達のようで、カメレオンが三郎の若さをからかったりもするから面白い。まゆみオンはやばいけど(笑) 8章はまゆみの詩のオンパレード。やっぱり今読むと、この詩の部分がどうしてもつらく斜め読みしてしまう…。 あとがきの福永先生の落ち葉についての文章の視点が素敵。2017/07/06
レモン
31
修道女オルガの身投げなど今回もなかなかショッキングな事件が発生する傍ら、サードとギックリ腰になってしまったカメレオン総理ののんびりピクニックなど、緩急の振れ幅が急すぎて児童書らしい。まゆみオンは酷いよ。ダマーニナとダガーの思惑が交差し、まゆみと三郎の再会は遠そう。続けて読んでいるとラブポエムのスルースキルも高くなってきて、まったく苦にならない。8まで長いと思っていたが、意外とすぐ読めそう。2024/05/04
たぬ
16
☆4 今のところ敵要素は感じられない尼僧オルガとブランカ大尉はこの先もこっち側と考えておいていいのか。久々登場のワーガスがいい感じに流れを乱してくれそう。三郎とカメレオンの会話がコント状態で可笑しい。ゲートック先生の老婆イルダが頭の回転が良くて頼もしい。終盤に登場の海の小人はこの先どんな働きを? 本人はまったく別の場所にいるのにちょいちょい「まゆみ!」と叫ぶ三郎にもはや狂気を感じるようになってきた。パート5の感想はこんなもんです。2024/11/10
megumi♪
12
この巻は三郎とカメレオン総理のかけあいがユーモラスです。冒頭から「あらあ」姉妹の話を始めたり、カメレオン総理がまゆみオンになったり。面白いけれどもう少し緊迫感持ちなさいとお尻をはたきたくなります。ダガーの腹黒さがますます露骨になってきて、まゆまも一人きりで八方塞がりぎみ。次の巻で再会できるのでしょうか。2020/06/28
紫伊
10
カメレオン総理と三郎のなんだかんだ言いながら仲のいい姿が見てて楽しいです。カメレオン総理のぎっくり腰でどうしょうもない姿と前巻の姿でいろいろな姿が見えてきてどんどん魅力的なかやらになっているなと思いました。あとだんだんナレンナーが切なくなってきました。2014/06/29