ギター・マガジン 2023年11月号

個数:1
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

ギター・マガジン 2023年11月号

  • 著者名:ギター・マガジン編集部【編】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • リットーミュージック(2023/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

ファイル: /

内容説明

*著作権の都合により、印刷版に掲載されている「The Last Waltz Suite: The Weight(feat. The Staples)」「Ophelia」(ザ・バンド)の楽譜は電子版に収録しておりません。*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末での閲覧に適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。

特集
追悼 ロビー・ロバートソン
1943-2023

ザ・バンドを愛した至高のアンチ・ヒーロー

ロビー・ロバートソンが、去る8月9日に亡くなった。彼が牽引したザ・バンドは、代えがたいグループだった。1960年代後半の狂騒的なロックの蠢きに耳を塞ぎ、独特で豊穣なアメリカン・ミュージックをひたすらに作り続けた。今日のアメリカーナにおける1つの指標ともなったそのエバーグリーンなサウンド、そして5人のメンバーのあまりにも有機的な演奏に、様々なミュージシャンが憧れ、真似しようと試みた。でも、誰もできなかった。正真正銘、ザ・バンド固有の音楽だったのだ。
そのソングライターでギタリストだったロビーは、1人のギター弾きとして簡単に形容できない人だった。ムード重視の黒子のようなプレイでアンチ・ヒーロー的な姿勢を示したかと思えば、癖の強いエキセントリックなフレーズで強烈な個性を見せつける。ステージに上がれば、ボブ・ディランらのバック・バンド時代に鍛え上げた力を解放し、溢れんばかりの感情で、聴き手を強く揺さぶる。またザ・バンドが解散したあとは、映画のサウンドトラックを手がける知的な創作者として知られた。
……とどのつまり、ロビー・ロバートソンとは一体、なんだったのだろう? 彼のギターが人々の心に刺さるその理由とは? 故人が残した足跡に精一杯の敬意を表し、これ以上ない大ボリュームでその秘密を探っていきたい。

■序文:みんなザ・バンドに憧れた 鈴木茂
■特別対談 直枝政広(カーネーション)× 曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
■INTERVIEW ARCHIVES:ロビー・ロバートソン、その旅路の回顧録。
・Part.1 2019年 ロニー・ホーキンスやディランと奮闘した若き日を語る。
・Part.2 1995年 “かつての兄弟”とたどるザ・バンドの葛藤と特異性について。
・Part.3 2011年 謎に包まれた音楽ルーツとプレイ・スタイルの秘密を明かす。
■ロビー・ロバートソン、その生涯
■鈴木健太(D.W.ニコルズ)が紐解くザ・バンド大名盤 徹底プレイ解説
・『Music From Big Pink』
・『The Band』
・『Stage Fright』
・『Northern Lights - Southern Cross』
・『The Last Waltz』
■インタビュー:鈴木健太が語るロビー・ロバートソンの基本プレイ・スタイル
■生涯に残したさらなる必聴作、29枚。
■ロビーとその愛器たち
■インタビュー:ノーマン・ハリス(ギター・トレーダー)
■インタビュー:トッド・クラウス(フェンダーカスタムショップ シニア・マスタービルダー)
■COLUMN
・ザ・バンドの“核心”の形成と周囲への音楽的波及。
・“ラスト・ワルツ”見聞録 室矢憲治
・ライブ・バンドとしての格を高めたギター・プレイ
・映画音楽における表現者ロビーの歩み。
・ロビー・ロバートソン全仕事リスト


■こだわり派のための最新シールド・ケーブル14選

■THE AXIS GEAR
・COVET
・Bz

■PICK UP
・Fender Vintera II Series
・有賀教平が弾くディマジオ・ピックアップ厳選モデル
・第2回改造エフェクターコンテスト結果発表
・DIMENSION TRIPPER

■連載
・トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
・横山健の続・Sweet Little Blues
・9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から
・トモ藤田の“ギターは一日にして鳴らず!”
・工房Pathギタマガ出張所

■GM FINGER-BOARDS
・崎山蒼志の“未知との遭遇”
・マーク・スピアー(クルアンビン)の「此処ではない何処かへ」
・地味ワザ練習帳
・古今東西カッティング名手列伝
・まほガニの木材探訪
・ピクトグラムで愛でるギター・パフォーマンスの世界
・Pedal Dig月報
・ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編
・わが心の愛聴盤。 第20回:ジム・カンピロンゴ

■NEW PRODUCTS REVIEW
・FENDER/HIGHWAY SERIES PARLOR
・FENDER/VINTERA II ‘70S JAGUAR
・ZEMAITIS/MFV22
・CREEK/CTF 1959 M AGED
・KING SNAKE/ROCKIN’ CHAIR
・NATASHA GUITAR/NBSG STEEL
・ZIVIX/JAMSTIK STUDIO MIDI GUITAR

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数85件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす