ギター・マガジン 2019年9月号

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ギター・マガジン 2019年9月号


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内容説明

*著作権の都合により、印刷版に掲載されているナンバーガール「IGGY POP FAN CLUB」「透明少女」「ZEGEN VS UNDERCOVER」「TATTOOあり」「Tombo the electric bloodred」の楽譜は電子版に収録されておりません。あらかじめご了承ください。*この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。*電子版では紙の雑誌と内容の一部異なる場合があります。

特集:ナンバーガールに、狂って候

メンバー全員登場!
異形のギター・サウンドを
徹底的に見つめる。

ナンバーガール、復活――。この報は、多くの人を歓喜させた。思えば、2002年の解散から数えること17年。当時からのファンも、そして彼らをリアルタイムで知らない無数のフォロワーたちも長らく、ナンバーガールが存在しない世界でその“残像”を追いかけることしかできなかった。しかし、残像は、ついに実像へ。先の新宿ロフトでのライブで、彼らの復活は歴史的事実となった。そんなナンバーガールのギターを担当するのはご存知、向井秀徳と田渕ひさ子の両人。向井はテレキャスター、田渕はジャズマスターの当代きっての使い手だ。このふたりが渾然一体となって生み出すギター・アンサンブル。それは、ナンバーガールが表現する世界の中核をなすものである。殺気、懐かしさ、清涼感、はたまた可笑しささえも感じる独特のムード。あれは一体、どのようにして作り上げるのだろうか? 解析不能とも言われる彼らのサウンドだが、少しでもその秘密に迫ってみたい。ナンバーガール・サウンドが持つ魅力を紐解きたい。そこで本誌は、大ボリュームで徹底的に彼らを見つめることにした。中尾憲太郎とアヒト・イナザワのリズム・チームにも登場願い、多方面からお送りしよう。

■SPECIAL INTERVIEW 向井秀徳
まずはこの再結成を持ちかけた張本人、向井から話を聞こう。再結成にまつわるエピソードだけでなく、“ひとりのギター弾き=向井秀徳”としてどのように今のスタイルを手にしたかなど、本誌ならではの切り口でお送りする。

■SPECIAL INTERVIEW 田渕ひさ子
ナンバーガールの絶対的ギタリストであり、国内ではジャズマスターをかき鳴らす女性ギタリストのシンボルと言える田渕ひさ子。記念すべき出発点であり、自己を形成したバンド=ナンバーガールにかける思いを打ち明けてくれた。

■愛用機材大全
今回の取材に際して向井秀徳と田渕ひさ子のふたりに、活動初期に愛用していたものから再結成を果たした今年のライブで使用するものまで、ナンバーガールのサウンドに欠かせない機材の数々を持参してもらった。そして両名のメイン・ギターについては弦高や重量など詳細な数値も計測。リスナーの心に突き刺さる彼らのギター・サウンドはどのように形成されているのか、その実態に迫っていきたい。

■CROSS TALK アヒト・イナザワ × 中尾憲太郎 45才
今回のナンバーガール全力特集に合わせ、リズム隊の中尾憲太郎(b)とアヒト・イナザワ(d)にもご登場願おう。ベーシストとドラマーだからこそ見えてくる向井&田渕のギターが持つ魅力や凄み、そして解析不能とされていたナンバーガール・アンサンブルの秘密について、みっちりと紐解いていく。

■向井&田渕、ナンバーガールのギターを指南する。
この表紙企画に合わせ、向井と田渕が特別にナンバーガールの名曲を直伝してくれた。 ギターを抱えながら、向井は同時に酒をあおりながら、ふたりが生み出したギター・ワークの極意を教えてもらおうではないか。向井、田渕のトークも楽しむべし!

■入門者必読!ナンバガ通信
ナンバーガールとはいったい何なのか? メジャー・デビューから3年半で2002年に解散したあと、そのセンセーショナルさを今も忘れることができずにいる人間が多く存在している。この確固たる個性は決して色褪せることないことは確かだが、解散して15年以上が過ぎ、彼らを知らないギタリストも出てきたことと思う。あらめて全ギタリストに向けて、“ナンバーガール”という現象をお伝えしたい。

■ナンバガ好き11人に聞いた「僕と、私と、ナンバーガール」
◎朝日(ネクライトーキー)
◎キダ モティフォ(tricot)
◎崎山蒼志
◎佐々木亮介(a flood of circle)
◎澤部渡(スカート)
◎菅原慎一(シャムキャッツ)
◎砂川一黄(Czecho No Republic)
◎武田信幸(LITE)
◎福富優樹(Homecomings)
◎沙田瑞紀(miida / ex.ねごと)
◎やぎひろみ(NITRODAY)

ナンバーガールの大特集に際し、初めてナンバガに出会った時のことや、好きな楽曲、再結成に関する質問をぶつけるアンケート企画を実施した。回答してくれたのは、彼らに影響を受けたプロ・ギタリスト11人。愛に溢れたコメントをとおし、ナンバーガールというバンドの偉大さについて改めて考えてみよう。

■COLUMN
◎向井を作った、15の日本映画
◎向井秀徳“オレ押さえ”の必須フォーム

■ARCHIVE INTERVIEW
向井秀徳 × 田渕ひさ子(2014年7月号再掲載)

■THE INSTRUMENTS 1
FENDER MADE IN JAPAN MODERN
フェンダーのメイド・イン・ジャパン(MIJ)から待望の新シリーズが登場だ。これまでMIJはトラディショナルやハイブリッドなど、ビンテージ・ルックスと現代的な仕様を兼ね備えたハイクオリティなギターを生み出し続けてきた。そのMIJの次なる矛先は、ラウド/ヘヴィ・サウンドに特化したギター、“モダン”。流線型を描き出す細身でクールなボディ・デザイン、ハムバッカー2基のマウント―。従来の路線とはまったく違う、超攻撃型のラインを打ち出した。今回は、ラウド/ヘヴィ・ロックのシーンにおいて圧倒的な存在感を放つバンド、MY FIRSTSTORYのTeruを試奏者に招き、その実力を徹底検証する。

■THE INSTRUMENTS 2
もしも、JHS Pedalsのエフェクターだけで
プロのギター・テックがボードを組んだら?
国内外/プロアマを問わず、イケてるギタリストの足下を席巻中のエフェクター・ブランド、JHS Pedals。今回は、そんなJHSのエフェクター/スイッチ類だけを駆使してプロのギター・テックにボード制作を依頼することに。手がけたのは名越由貴夫や津野米咲(赤い公園)などのテックでもある松村忠司。さっそく、完成したオリジナル・ボードを徹底的に解剖していこう。

■PICK UP
◎タッシュ・サルタナ
◎のん、ギターを買う。
女優でミュージシャンののんが、新たなフェンダー・ギターを買おうとしているとの情報をキャッチ! 現場にちょっとお邪魔して、その模様をお届けしよう。のんが敬愛するギタリスト、ユウ(チリヌルヲワカ)をアドバイザーに招き、さて準備は万端。理想の1本をいざ捜索!

■THE AXIS’ GEAR
◎小笹大輔(Official髭男dism)
◎デイヴィッド・オバニエド、アキン・バミデレ(シェウン・クティ&エジプト80)

■連載
◎俺のボス/ロマンチック☆安田(爆弾ジョニー)
◎トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
◎ジャキーン!~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編
◎Opening Act:Suspended 4th
◎9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から
◎横山健の続・Sweet Little Blues
◎PROFESSIONAL GUITAR FILE:TAKU(韻シスト)/74年製ES-335TD
◎月刊 足下調査隊!:粟國智彦、仲松拓弥(ナツノムジナ)
◎アンプがないとね、音は出んのだよ:武田信幸、楠本構造(LITE)

■NEW PRODUCTS REVIEW
◎FENDER/JIMMY PAGE TELECASTER
◎GIBSON/MICHAEL CLIFFORD SIGNATURE MELODY MAKER
◎GRETSCH/G6119T-62TB-YC YUSUKE CHIBA TENNESSEE BLACK
◎MERIS/HEDRA
◎BEETRONICS/ROYAL JELLY
◎BLACKSTAR/AMPLUG2 FLY

 

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