ギター・マガジン 2017年3月号

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ギター・マガジン 2017年3月号

  • 著者名:ギター・マガジン編集部【編】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • リットーミュージック(2017/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

*この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

※著作権の都合上、電子版には一部の譜例を除き楽譜は収録されておりません。あらかじめご了承ください。

表紙:グラント・グリーン

■Special Program
洗練された悦楽グルーヴ
JAZZFUNK
進撃のジャズファンク

最もファンキーなギタリストは誰か?
その答えはジャズファンクにあり

史上最もファンキーなギタリストは誰か? コーネル・デュプリー? カーティス・メイフィールド? いやいやアル・マッケイも最高だし、ナイル・ロジャースやキャットフィッシュ・コリンズも忘れてはいけない。ただし、彼らの名演にギター・ソロという印象はあまりない。ゼロではないが、最初にイメージするのはカッティングを主体としたプレイだろう。ファンキー・ギター=カッティング。もちろんこれに異論はない。しかし歴史の中には、ギター・ソロを主体としながらも最高にファンキーなスタイルを確立したギタリストたちが存在する。それが今回特集するジャズファンクの名手たち。これまで本誌では取り上げることすらほとんどなかったマニアックな存在ではあるが、そのサウンドは、“史上最もファンキーなギタリスト”という称号にふさわしい、強烈なグルーヴを放っているのだ。

ヒップホップ・カルチャーに根ざしたダンスやラップがお茶の間に浸透し、ダンサブルな要素を取り入れるのが当たり前になったロックやJ-POPにおいて、主役はウネるベースやドラムなど、ギターがいないことも多く、いたとしてもカッティング職人的な立ち位置が常である。5分も6分もギター・ソロを弾くヤツなんてほとんどいない。何なら“長々とギター・ソロを弾くのはダサい”、そういうムードすら蔓延してはいないだろうか。

しかし! そんな風潮にギター・マガジンは真っ向から“NO!”を突きつけたい。今回登場するジャズファンク名手たちのプレイを聴けば、それがわかるはず。彼らの十八番であるペンタ1発のフレージングを怒濤のように畳み掛けられたが最後、誰もが踊り出さずにはいられないのだ。DJによって再発掘され、フロアをアゲまくった極上のギター・インスト・ミュージック=ジャズファンク。そんな最高にハッピーな発明をしてしまった、5人のギタリストの物語をお届けしよう。

◎ジャズファンク5大ギタリスト徹底考察
グラント・グリーン/メルヴィン・スパークス/ブーガルー・ジョー・ジョーンズ/オドネル・リーヴィー/ジョージ・ベンソン

◎ソウル・サイドの名手が生んだ
もうひとつの“ジャズファンク”
フィル・アップチャーチ/エリック・ゲイル

ジャズマンたちがファンクの要素を取り入れて生まれたジャズファンク。それらに限りなく近い存在として、ジャズの素養があったソウル/R&B界隈のセッション・ギタリストたちが残したインスト作品がある。これらもしばしばジャズファンクと呼ばれることがあるが、ジャズ・レーベル育ちのギタリストたちとは少し毛色が違う。また、のちのフュージョン・ムーブメントと直接的な架け橋となるのは彼らの存在が大きいだろう。ここからは、前項までに紹介した生粋のジャズマンたちほどの泥臭さはないが、“ジャズファンク”というジャンルを語るうえで欠かせないふたりの名手を紹介しよう。

◎Special Interview
エディー・ロバーツ(ザ・ニュー・マスターサウンズ)
エリック・クラズノー(ソウライヴ)

◎国内名手が語るジャズファンク・ギターの魅力
田中義人/小沼ようすけ/TAKU(韻シスト)/竹内朋康/小林“Bobsan”直一(Mountain Mocha Kilimanjaro)/コスガツヨシ(Cro-Magnon)/Takeshi DAYO Yanagishita(SPECIAL OTHERS)/山内洋介(13souls)

◎月刊ジャズファンク新聞
◎絶対に聴くべき8枚のジャズファンク名盤

◎奏法特集
ペンタ+αでOK!
JAZZFUNKソロ構築術

“ジャズファンク”というワードを聞いて怖れることなかれ! “ジャズ”という言葉が入っているが、本特集で登場した60~70年代のファンクの時流に乗ったギタリストたちが生み出したカッコいい楽曲は、ペンタトニックを中心に演奏されているものがほとんどなのだ。これらの音源にはファンク・セッション、ブルース・セッション、はたまたヒップホップなどのクラブ・カルチャーにもマッチする“使えるフレーズ”が盛りだくさん! そんな“ジャズファンク”のヒップなソロ構築術を学んでいこう。

■Featured Guitarists
TAIKING(Suchmos)

2015年に鮮烈なデビューを果たし、一瞬にして若手最重要バンドとしてのポジションに駆け上がったSuchmos。ヒップホップ、ディスコ、ソウル/ファンクなどブラック・ミュージックの要素を基盤に、彼らならではの“ストリート感”をミックスしたサウンドは日本のミュージック・シーンにおいて比類なきグルーヴを放っている。そんな彼らが2ndフル『THE KIDS』をリリース。ギタリストであるTAIKINGのタイトなグルーヴ、そしてそれを支える音楽的見識とテクニックが冴える快作だ。今回はそんな彼へのインタビュー、機材紹介をお届けしよう。ギタリストよりも編曲家に影響を受けたという、ユニークな視点からのギター観は要チェック!

■The Instruments
今こそ、グレッチを鳴らせ。
~新たなる2大シリーズが示す針路

創業から134年を数える老舗・グレッチは今、明らかに変わりつつある。現代を見据えて新たなるステージに突入しようとしているのだ。その証明となるのが、昨年発表された“Vintage Select Edition”と“Players Edition”という新たなシリーズ。50~60年代のビンテージの外観をとてつもない情熱で再現しつつ、今のプレイヤーが使いやすい実用性を兼ね備えた“Vintage Select Edition”。その実用性をさらに特化させ、ライブでガンガン歪ませてアグレッシブに弾けるように進化した“Players Edition”。両者から漂うのは、その由緒正しき伝統に敬意を払いつつ、あくまで今の音楽で鳴らされることを望む強い意志だ。そしてそれに呼応し、新たな解釈でグレッチを持つ者も増えつつある。グレッチがロカビリーやカントリーのみにマッチする楽器、という考えはもう古いのかもしれない。最高にカッコいいあこがれのグレッチを、誰もが、どんな音楽でも鳴らしていい時代なのだ。

■Event Report
The NAMM Show 2017
世界中の楽器メーカー/ブランドが一堂に会する最大の楽器ショー=The NAMM Showに今年も本誌編集部が潜入! この日のための特別モデルや未発表の新製品、さらにはこれから“クる”であろうブランドまで、楽器情報の最前線からレポートをお届けします!

■The Axis Gear
ジェフ・ベック
1月31日に行なわれた東京公演での使用機材を最速レポート! ! !

■Interview&Gear
ライアン・アダムス
ジェフ・コールマン

■Interview
◎TAK MATSUMOTO
◎小倉博和
◎INABA / SALAS
◎MUCC

■連載
◎9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から~
◎トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
◎横山健の続Sweet Little Blues
◎ジャキーン! ~『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編(長田悠幸×町田一八)
◎Musicians Institute Japan誌上ギター・クリニック

■Exhibition Limited 2017~ESPが誇る技術の結晶~
■サウンドメッセin大阪2017が開催!

■New Products Review
◎FENDER/AMERICAN PROFESSIONAL STRATOCASTER
◎GIBSON MEMPHIS/TAMIO OKUDA 1959 ES-330
◎PEAVEY/6505 PIRANHA
◎MESA/BOOGIE/TC-50
◎GRECO/WST-STD
◎ONE CONTROL/GOLDEN ACORN OVERDRIVE SPECIAL
◎BSM/GALAXY 1011
◎ELEKTRON/ANALOG DRIVE PFX-1
◎STRYMON/RIVERSIDE
◎WAY HUGE ELECTRONICS/CANEL TOE OVERDRIVE WHE209

 

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