ギター・マガジン 2017年10月号

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  • Kinoppy

ギター・マガジン 2017年10月号


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内容説明

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※著作権の都合上、電子版には一部の譜例を除いた楽譜/付属CDの音源は収録されておりません。あらかじめご了承ください。

駆け抜ける、あの夏の記憶───

徹底検証 ジャパニーズ・フュージョン/AOR
イラスト:永井博

ひと夏が過ぎ去るたびに、
ふと呼び起こされる懐かしい感情。
逢いたかった人を思い出す、あの音楽。
ひとつの時代を彩った
“人生のサウンドトラック”に乗せて。

とびっきりメロウなトーン、極上のメロディ
今こそ届けたい、ジャパニーズ・フュージョン/AORの新解釈

芸術性と実験性、大衆性が極まり、“新たな波”が到来した70年代後半~80年代の音楽シーン。
当時の日本では、誰もが口ずさめるグッド・メロディと都会的で洗練されたサウンド、そして極上の演奏で、爆発的な人気を博したギター・ミュージックがあった。

“フュージョン”と“AOR”である。
腕利きのミュージシャンたちが最高の演奏で創り上げる、ムード満点の絶品音楽だ。

その誕生から約40年の時を経た現在。巷は80sリバイバルに沸き、クラブではシティポップやフュージョン/AORがフロアを揺らしている。山下達郎などはもはや定番だし、“和モノ”というジャンル自体、音楽好きの必修科目と言ってもいいだろう。

そんな中、我々はささやかな提案の意味も込めつつ、改めて取り上げたい音楽がある。それはずばり、フュージョン/AORの中でも、歌のない”インストゥルメンタル”だ。名ギタリストたちが、シンガーや歌詞に頼らず、楽園の地から男女の愛まで表現した世界。そこには、単なる超絶技巧だけでなく、とびっきりメロウで、歌心満載の楽曲であふれている。

この手の音楽をダサいと感じている人も、本特集で紹介する作品を知れば、新たなトビラが開くかもしれない。特大ボリュームで、その魅力を徹底検証しよう。

●メロウでアーバンなカバー・アートを愛でる
華麗なるジャケ写コレクション
特集の冒頭は、アノ時代を華麗に彩ったジャケット写真を愛でることにしよう。“ジャパニーズ・フュージョン/AOR”という言葉を耳にした時、脳裏に浮かぶのはこんな風景。アート・ワークだけでサウンドが聴こえてくるはずだ。

●Special Interview
金澤寿和(Light Mellowシリーズ監修)
Light Mellowの観点から見たフュージョン/AOR
近年のシティポップ/和モノAORブームの大きな指針となったのが、伝説的ディスク・ガイド『Light Mellow和モノ』シリーズである。 その監修者であり、同シリーズのコンピCDや名盤リイシューの企画なども手がける 音楽ライターの金澤寿和に、今回のテーマ=“今聴いても新鮮”という観点から、ギターがカッコいい作品を紹介してもらった。 事前に編集部に送られてきた作品リストを見ながら、たっぷり話を聞いていこう。

●これだけは知っておきたい11トピック!
ジャパニーズ・フュージョン/AORの手引き
70年代にアメリカで発生し、その後日本で空前のブームとなったフュージョン/AOR。当時をリアルタイムで通った人もそうでない人も、今一度、この独自の音楽ジャンルをイチから見つめてみようではないか! これだけは知っておきたい、11のトピックを紹介します。

●THE BIG 5 OF J-FUSION
日本が誇る伝説のフュージョン・ビッグ5
日本のフュージョン・シーンから誕生したたくさんの凄腕ギタリストたち。ここからは、本誌が決めた“伝説のBIG5”に登場してもらおう。彼らが70年代後半?80年代前半に残した名作の中から1枚をフォーカスした特別インタビューを始め、使用機材、ディスク紹介、80年代の本誌アーカイブなどを通じて、各人の真髄に迫っていく。

◎高中正義
日本では稀有な“ギター・インストで天下を取った”男。
・Talkin About『TAKANAKA』

◎野呂一生(CASIOPEA 3rd、ISSEI NORO INSPIRITS)
難解さとキャッチーさを両立させた世界的バンド、CASIOPEAの“心臓”。
・Talkin About『MINT JAMS』

◎安藤正容(T-SQUARE)
“ポップ・インストゥルメンタル”を体現するコンポーザー系プレイヤー
・Talkin About 『うち水にRainbow』

◎和田アキラ(PRISM)
超絶技巧と甘いフレージングを自在に使い分ける職人
・Talkin About『PRISM』

◎今剛
最強フュージョン・バンドに在籍したトップ・スタジオ・ギタリスト
・Talkin About『Studio Cat』

◎Talk Session 高中正義×野呂一生

●考察:“フュージョン期”の渡辺香津美

●Welcome to AOR Instrumental
魅惑のAORインストの世界
角松敏生/幾見雅博
AORと言えば基本的には歌モノだ。しかし、今回の特集にあたってさまざまな音源を聴きすすめるうちに“これはフュージョンではなくAORのインスト版だ!”と叫びたくなるような、メロウかつグルーヴィな音楽に数多く出会った。そこで、ここではそれらを“AORインスト”と分類し、フュージョンとは少し別枠としてピックアップ。まず、『SEA IS A LADY 2017』のリリースとともに高らかに“ギタリスト宣言”を掲げた角松敏生の“インスト”面に注目して紹介していきたい!

◎角松敏生
ジャパニーズAORの第一人者
・Talkin About『SEA IS A LADY』

●ギタリスト必聴ディスク・ガイド
ここからは、ギタマガが本気でオススメする“マジ推し”な名盤を紹介。AORのインスト版と言えそうな“Mellow Groove / AOR”、ラテンやジャズファンク、ジャズロックなどのノリを打ち出したグルーヴィー・サイド“Hot Feel / Funky & Latin”、その遺伝子を継ぐ現代のクールな作品群“Endless Mellow Summer”の3部構成でお届け。松原正樹、岩見和彦(NANIWA EXPRESS)、鳥山雄司ら名手の紹介コーナーも!

●ギタリスト/DJが選ぶ
今聴きたい、ギターがイケてるジャパニーズ・フュージョン/AOR名盤
古市コータロー(THE COLLECTORS)
藤井友信(MUSIC FROM THE MARS)
COOLG(Fusion Colors、Night Rhythm)
norinori(Fusion Colors)
Lady-K(角松敏生公認DJ)

大特集の最後は、識者が選んだ名盤たちをご紹介! また、今回はギタリストだけでなく、クラブでフュージョン・ イベントを主催し、フロアで艶やかなメロウ・ギター・サウンドを鳴り響かせているDJ陣にも選盤をお願いした。

■Featured Guitarists
the band apart
本誌のためだけにスペシャル・セッションを敢行!
「エーゲ海」、「暴力探偵」の2曲を付録CDに収録。
結成20周年目前のthe band apartがギタマガ読者に贈る、特別なセッション企画が実現! 新作『Memories to Go』リリース・ツアー開始前日の多忙なスケジュールの中、フル・メンバーでのジャムを録音することに成功した。新作インタビューも含む内容で、唯一無二のバンド・アンサンブルの秘訣に迫っていこう!

■Interview
◎RIZE

■連載
◎9mm滝のまたやっちゃいました~世界の滝工房から~
◎トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
◎横山健の続Sweet Little Blues
◎ジャキーン! ~ 『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編(長田悠幸×町田一八)

■滝 善充(9mm Parabellum Bullet)、Denonへ行く
■稲葉政裕&喬之親子が弾くKz Guitar Works
■WALRUS AUDIOの歪みを田渕ひさ子が全制覇!

■New Products Review