文春文庫<br> 鬼平犯科帳[決定版](二)

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文春文庫
鬼平犯科帳[決定版](二)

  • 著者名:池波正太郎
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2017/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167907648

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内容説明

江戸の盗賊たちに「鬼の平蔵」と恐れられている、「鬼平」こと火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵。

火付盗賊改方とは江戸の特別警察とでもいうべき組織。その長官を務める旗本の平蔵は、いまでこそ人あたりもよく笑顔を絶やさないが、若い頃は「本所の銕(てつ)」と呼ばれ、無頼の者からも恐れられた乱暴者だった。「悪を知らぬものが悪を取りしまれるか」と口にしながら、人情の機微に通じた鬼平が悪を退治する時代小説の金字塔。

中村吉右衛門が鬼平を演じたテレビ版をはじめ、映画、舞台、マンガと様々な形で愛されてきたが、2017年1月からはアニメ「鬼平 ONIHEI」が放送され、大きな話題になった。

2017年は池波正太郎の「鬼平」誕生50周年。これを記念して人気絶大のロングセラー「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻を、ふりがなを増やし、読みやすくなった決定版で順次、刊行する。

第2巻は、鬼平の命を執拗に狙う「蛇(くちなわ)の平十郎」一味と対決した「蛇の眼」、平蔵が「おれとしたことが、あのときほど辛く苦しかったことはない」と述懐した強敵が登場する「妖盗葵小僧」ほか、「谷中・いろは茶屋」「女掏摸お富」「密偵」「お雪の乳房」「埋蔵金千両」を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

112
2巻目でかなり楽しませてくれます。コミックもかなり読んでいるのですが、かなり鬼平も最初の頃は厳しい気がします。部下の木村忠吾(いわゆる兎忠と言われていますが)は惚れやすくその相手がいつも訳ありで・・・・。また、妖盗葵小僧は結構長い話になっていて(解決するのにも2年)、凶悪ではないけれどいやらしい盗賊でした。最後は鬼平の一存で処罰してしまいます。2023/05/15

むーちゃん

100
間があいたが短編なので読みやすい。 妖盗葵小僧は最低です(>_<)2019/07/16

優希

52
独自の世界観が既に確立したと思いました。鬼平から目が離せません。2023/03/02

Smileえっちゃん

51
買った覚えがなく、古本処分の為に読んだ初作家さん。7編からなる短編集。江戸町内を守る,火付盗賊改方をつとめる長谷川平蔵の人情話。ドラマを見ているようで軽く読めました。2020/10/19

金吾

45
「妖盗葵小僧」が圧巻です。かなり感情移入をしてしまいました。なかなかの死闘ですが、江戸時代に犯人を捕らえることがかなり難しいことが想像出来ました。「埋蔵金千両」「谷中・いろは茶屋」も好きな話です。2022/03/29

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