内容説明
2017年、本格時代劇アニメ「鬼平 ONIHEI」登場。
本格時代劇というアニメの新ジャンルを拓き、今後の展開にも注目が集まっている。
原作はもちろん、池波正太郎の「鬼平犯科帳シリーズ」である。
人気絶大のシリーズ全24巻を、さらに大きな文字とふりがなを増やした【決定版】で順次刊行中。
平蔵以下、チーム鬼平の探索もいまや練達の域に達している。
しかし最近は、お調子者の同心・忠吾ですら、生きていくことのつらさを感じる日々のようである。
「霧の朝」「妙義の團右衛門」「おかね新五郎」「逃げた妻」「雪の果て」「引き込み女」の全6篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
105
この巻では6作が収められていて、密偵の一人が殺されてその犯人グループにも逃げられてしまう鬼平の失策が描かれています。その後その仇をとる話もあります。その他は女性が出てくる話が多く、「逃げた妻」「雪の果て」は続きものですが女と男のどうしようもない関係が綴られています。「引き込み女」も密偵おまさの昔の友人の話です。2023/08/16
優希
51
安定した面白さがありますね。今回はロマンスありで切なかったです。2023/03/14
金吾
33
○やはり面白いです。似たようなパターンが多いですが、それがマンネリにならないのは時代物の力なのかもしれないと思います。「おかね新五郎」「引き込み女」が良かったです。2022/09/13
金吾
27
○鬼平は捕物以外も面白かったり、切なくなったりします。「逃げた妻」~「雪の果て」は男の性に哀しくなってきます。2024/02/12
しーふぉ
21
ハッピーエンドではないものも多かったけど、市井の人情噺で面白かった。2024/02/18