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内容説明
「奴を滅ぼせ!」正二、ギイ、そして黒賀の者達が貞義(ディーン)を追い詰める。次の肉体として選んだ勝を残し、2月の高速道路にて、貞義は硫酸の海に消えた…。そして勝が記憶の旅から帰りし時、ギイの刃が迫り来る。勝に転送していた貞義を殺そうと。しかし!現実は!現在進行形の真の悪は!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アマニョッキ
32
おおおおおおおおおー。これは読み手の頭脳も問われる作品なのか。わしはもうなにがなんだか分からなくなってきたよ。とりあえずこの作品が名作だと言われる理由だけはよく分かりました。怖っ!2021/02/28
流之助
26
再読。誰が本当の敵なのかが分かる巻。本当の敵は、究極の自己愛の持ち主。対する勝は、自分を大切にしつつも他者の痛みを知る者だ。ここで決定的に境界線がひかれている。簡単に善悪の二元論で語れる構図ではないにしろ。白金はいつも僕が僕がと言い続けているだけで、本当に誰かを愛したことがない人間だ。いちいち言うことがねちっこくて気持ち悪い。ここに至るまでの伏線が長い過去編で語られたわけだが、敵が踏み込んだ領域はあまりにも複雑で根深い。表紙の勝の表情は何を物語っている?しろがね犬がいい子じゃなかったのが地味にショック。2018/02/23
ホシナーたかはし
8
再読。全ての謎が、解けるっぽいwwwつか白金本人の時に、柔らかい石をまた作れば良かったのでは?と思った。いろんな悪役数居れど、貞善ほど好きになれない嫌いな奴は初めてです。2016/06/15
むきめい(規制)
4
そうかまだだったか。良かった。2017/03/12
貴人
4
それにしても今更だが、正二よく生きてるのう、絶対死んどるやろこれ。今巻で謎解きは終了。正直謎解きのクリフハンガーは正直そんなに期待してなかったが、過去編はやはり重要。古今の作品で結局親子喧嘩かよ!とか、結局兄弟喧嘩かよ!というのは定番だが今作もでしたな。使い古されているすなわちベタであることは、上手にやれば王道になるというのが今作ではよく証明しているといってよいだろう。でも正直動機として「うしおととら」に比べるちゃうと弱いよなぁ~。比べちゃアカンのかもだが。2014/12/06