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内容説明
アメリカ・イリノイ州にある白い建物。そこは地獄だった。自動人形と接触した患者の子供たちから情報を得るため、ゾナハ病特別治療病棟に来た鳴海はあまりに苦しく悲しい現実を知る。そこへ攻め来る自動人形ども。怒りに身を焦がす鳴海が、今、真の戦士へと変貌を遂げる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
19
再読。表紙の鳴海の表情が辛い。顔は笑って心で泣いて。子供たちの表情の変化が辛い。無邪気な、遊びに夢中な表情から、病気にとらわれた絶望の表情へ・・・。現実を知り、自分の力の限界差を知り、鳴海のポジティブで陽気な雰囲気が少しずつ違ったものに変わってゆく。パウルマン先生とアンゼルムスのデザインは結構好きな部類。人形だからこそできるデザイン。パペットのフォルムで残虐なのって不気味。鳴海の顔のアップが多く描かれていた今巻。時に黒々と悪魔の雰囲気で、時に真っ白な亡失の瞬間をとらえて。誰かのために泣いているピエロ。2018/02/21
ホシナーたかはし
6
再読。ゾナハ病棟の話は何度読んでもきつすぎます。鳴海の怒り爆発!その戦いぶりに恐怖を感じます。2016/05/09
むきめい(規制)
5
成海が変わっていってしまう。2017/03/11
文吾
3
★★★/ゾナハ病の患者を救いたいけど救えない医者たちの苦悩。(t)2023/08/30
ヘムレンしば
3
しかしまあ、この漫画読むと生ぬるいテレビのメロドラマ、ちゃちな映画とか見てられなくなるんだよな。ホントに少年誌?と思うほどに過激で悲惨、不条理。2020/07/14