- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
鳴海が帰ってきた!自らの体を楯にして勝を守った鳴海は生きていたのだ。しかし鳴海は、勝やしろがねの記憶を失っていた…。舞台はパリ。鳴海の過去を知る唯一の人間・ギイは語る…敵は自動人形(オートマータ)だと。鳴海は過酷な運命に圧倒されるが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流之助
25
しろがねの秘密、そして敵についての情報が少しずつ明らかになってゆく。ギイとオリンピアのコンビが最高。オリンピアが翼を広げたコマが好き。あるるかんと姿は白黒の表裏一体に見えるけれど戦い方は少し違っている。強くなったその先を探し求める鳴海。その姿はうしとらに出てきたある登場人物のその後の別の選択肢を見せてくれているようにも思える。まだ成人前なのにおじさん呼ばわりされている鳴海だが、やるときはやるカッコよさは健在。一番肝心の記憶を忘れてしまったのはなぜなんだろう。けがの影響だけなのだろうか?鳴海の決意、切ない。2018/02/20
流之助
13
「しろがね」の謎が徐々に明かされる。じゃああのしろがねは一体?鳴海の困惑と同時に私の頭のなかにも?が。鳴海は闘うなと言われたら闘うのに、闘えと言われたら闘わないのね。天の邪鬼な所が少しとらに似てる。勝は鳴海を思い、鳴海は勝を思って戦っているのが切ない。命が軽すぎると怒る鳴海がカッコ良くも羨ましい。2016/08/11
ホシナーたかはし
9
再読。人形破壊者しろがねが元ゾナハ病患者てところから話が始まります。からくり編に入ると、一気に謎が増えてきて、読者が鳴海と一緒になって頭を抱えることになるのが面白いです。そして鳴海が拳法を始めたきっかけ、「てめぇらの命はかるすぎるんだよ!」は、簡単に自殺する人への叱咤か。2016/05/03
むきめい(規制)
6
しろがねとしろがねは違うのかな。2017/03/11
鳥野 翼
5
こちらも、病院に置いてあったので読みました☆ 巻が飛び飛びで読んじゃうけどね…(苦笑) で、この8巻では、勝の兄が主人公。 記憶を失い何も知らされずに、フランスに連れてこられてしまうが、錬金術やわけのわからない病気の話が絡んでいきます。 それが、あるからくりサーカス団『真夜中のサーカス』が村に来て、その病気を蔓延するという、恐ろしい話が出ます。 何の病気かは教えられないけど、それを阻止して闘うストーリーになっています。 9巻も、機会があれば読みたいですね☆2015/06/29