内容説明
「かわせみ」の女中頭・お吉がえびす顔で買い物から帰ってきた。大売出しの骨董屋で一箱一両で見事な皿茶碗を買ったという。だが掘り出し物には裏があり……表題作ほか、縁組を世話する仲人医者がもとで騒動となる「花嫁の仇討」、老婆と孫娘の犬猿の仲が切ない「池の端七軒町」、料理屋のお嬢さんと花屋の娘、腹違いの姉妹をめぐる「春桃院門前」。そのほか「汐浜の殺人」「さかい屋万助の犬」「怪盗みずたがらし」「夢殺人」をおさめた、大人気シリーズ第20巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ALATA
53
江戸の世を跳梁跋扈する「盗賊みずたがらし」、金目の物を残らず洗いざらい盗んでいく。東吾に手を借り、源三郎が手を焼く捕物がなかなか面白い。水田が使い物にならなくなるほどの雑草、ねむり虫なる謎解き、いいですね。今作のハイライトは「お吉の茶碗」骨董屋の大売り出しに掴まされた茶碗が巻き起こす騒動。大きな捕物となりお吉が最後に手に入れたものは…よかったね☺★3※いずれが菖蒲か杜若、幼い義姉妹の行く末が寂しく心に残った。2025/12/01
優希
40
若干中途半端的な空気もありましたが、色々な人間模様と事件が絡み、面白かったです。2022/08/21
さら
38
シリーズ20作目。面白かったです。東吾とるい、お吉に嘉助、医者の宗太郎等登場人物も落ち着いてきているし、事件への関わり方も無理がなく、読んでいて安心感があり楽しめます。今回は若い娘の事件が多かったです。『花嫁の仇討』『春桃院門前』『夢殺人』等。2017/11/26
kazu@十五夜読書会
18
お吉の茶碗だけの、再読で図書館に返却。予約の本と交換。2013/01/20
kazu@十五夜読書会
13
御宿かわせみシリーズ20巻。「かわせみ」の女中頭・お吉が、大売出しの骨董屋で一箱一両の古物の山を買い込んできた。いい買物でしたと得意顔のお吉だが、掘り出し物には裏があり、数日後、骨董屋の主人が殺されて…。東吾の鋭い洞察が事件を解決する表題作ほか、「花嫁の仇討」「怪盗みずたがらし」など、お馴染みの人情捕物帳七篇を収録。 「お吉の茶碗」が、おもしろかった。




