文春文庫<br> 清姫おりょう - 御宿かわせみ22

個数:1
紙書籍版価格
¥748
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
清姫おりょう - 御宿かわせみ22

  • 著者名:平岩弓枝
  • 価格 ¥740(本体¥673)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167168711

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

軒先で雨宿りする東吾。壁の向こうではなにやら色事の気配だが、雷雨がはげしくて出るに出られず……ところが、その家の女主人が惨殺されていた。殺人と宿屋を狙った連続盗難事件の陰には、いま評判の祈祷師、清姫稲荷のおりょうの姿がちらつく。果たして、その正体は? 表題作ほか、「横浜から出て来た男」「蝦蟇の油売り」「穴八幡の虫封じ」「阿蘭陀正月」「月と狸」「春の雪」「猿若町の殺人」の全8篇を収録。旅籠「かわせみ」は本日もにぎやかです!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

40
殺人や連続盗難事件が起きるにしても、情緒豊かな捕物帖というのに惹かれます。2022/07/20

さら

40
“御宿かわせみ”シリーズ22冊目。『春の雪』『清姫おりょう』は下手人がつかまらずに終わった作品。かといって迷宮入りというわけではなく、読者には分かっています。東吾の温情もあったり、その後を想像させる終わり方だったり、このシリーズも円熟味を増している気がします。2018/04/15

えぐ@灯れ松明の火

7
姉妹の再会と、悪巧みが見事につぶれる様が嬉しい『横浜から出てきた男』、お互いに気を使いあうるいと東吾が切ない『穴八幡の虫封じ』、狸あんまり関係ないような?『月と狸』、つかまらないまま東吾とすれ違う所が印象的な表題作、芝居の様子を想像するのが若干めんどうだった『猿若町の殺人』。今作一番は、東吾と宗太郎の友情と男の嫉妬が対称的な『阿蘭陀正月』2011/09/05

bookshelf_yt07

6
【あらすじ】 麻生宗太郎の元に長崎遊学時代に知り合った医者・依田貫一郎が訪ねてくる。依田はオランダの暦での正月祝いを品川で行うといい、宗太郎は東吾を連れ、参加する。ところが、依田が河豚毒でそのまま帰らぬ人に。「阿蘭陀正月」他を収録。【感想】印象に残ったのは「阿蘭陀正月」。話が行き着くところは、人の嫉妬。嫉妬の感情は多くの人が1度は感じたことがあると思うが、意外と心が満たされていると、自分への嫉妬って気づかないと。東吾も宗太郎も満たされているのが分かるゆえ、今回は考てえるように感じた。2022/12/10

椿

6
再読。御宿かわせみシリーズ第22作。「春の雪」「清姫おりょう」が印象に残ってるよ。おりょうは、したたかだなぁ。2015/04/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/543679
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数34件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす