文春文庫<br> 横浜慕情 - 御宿かわせみ27

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文春文庫
横浜慕情 - 御宿かわせみ27

  • 著者名:平岩弓枝
  • 価格 ¥600(本体¥546)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167168780

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内容説明

麻生宗太郎・花世親子、畝源太郎、長助、お吉とともに、外国船で賑う横浜見物に繰り出す東吾。途中、子安村近くの浦島寺に詣でてみれば、事件に巻き込まれ(「浦島の妙薬」)、横浜に着けば、美人局(つつもたせ)に身ぐるみはがされて、首をくくろうとした英国人船員のために、一肌脱ぐ羽目に。お馴染みの江戸情緒に、横浜の異国情緒が花を添えた表題作ほか、子供の頃別れた母と娘の切ない行き違いを描いた「鬼ごっこ」、「烏頭坂今昔」「鬼女の息子」など全8篇収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

椿

12
再読。御宿かわせみシリーズ第27作。「横浜慕情」で弁天様のお参りに、源太郎と花世を一緒に行かせないお吉の配慮に感心。「鬼ごっこ」と「有松屋の娘」が、行き違いで親子の間がうまくいかなくなる話で、やるせなかったよ。2015/06/22

gosuken

8
「鬼ごっこ」も「有松屋の娘」も切なく、悲しくなった。2014/11/13

rokoroko

7
再読。しみじみと良かった2017/02/27

はるる

6
「三婆」なんというか人間の奥深さをしみじみ感じた。血縁ってほんとに他人から見ても窺い知れない、当人同士だけの関係性ってあるよなあ。「鬼ごっこ」母親が全て語るまでは、子供が何を言ったとしても母親なら受け入れろよーとか呑気に思ってたけど、「汚い」の一言はキツい…。しかも娘からか…。たまにこういうオチのない話があるのが、御宿かわせみの良さだと思うけど、この話は辛かった。2018/04/02

まる

5
御宿かわせみ を読んでいたのはいつ頃だったか、何年前だったかと記憶を辿っても思い出せないほど、間があいての読了で、主たる何人か以外の関係がよく判らないまま読み終わった。それでもかわせみの雰囲気には充分浸れるほどに、文章のあいだからかわせみの世界が広がって安心できる。作者のなかに殆ど実物のように出来上がっているに違いないかわせみの世界だった。2022/08/17

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