内容説明
浅見の母が四国霊場巡り中に、交通事故に遭い記憶喪失に。加害者の久保彩奈は瀬戸大橋で自殺。彩奈の不可解な死に疑問を抱いた浅見は、香川県高松へ向かう。讃岐路に浅見の推理が冴える旅情ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
74
県外への移動が儘ならないので、どこかへ行きたい病が暴れ出さないよう秘策を練った。香川県が舞台の話を読めばいいのである。仁尾町を狙った再開発計画があり、殺人事件が起きる。香川県の観光案内も兼ねている本書はまんま2時間ドラマの世界。30年前の話なので、登場するホテル、料理屋は閉店してるが実在のもの。よく調べている。当時はセシールに勢いがあり、こんな陰謀があったかもと思わせる。それにしても私は香川のことを知らない。鬼ヶ島も知らなかった。浅見の自宅の北区西ヶ原(当直に行ってた)という地名の方が懐かしかった。2020/05/17
Taka
40
今回は浅見光彦の母、雪江さんが事件に絡み物語が展開して行く。讃岐といえばお遍路さん。事件はリゾート施設開発を巡る利権に絡んだ政治とカネにより引き起こされる。またまた名探偵大活躍でスッキリ読了。2019/10/10
れぃあ@めい
6
【Kindle読み放題】浅見光彦シリーズの読み放題が沢山あった中でとりあえず一冊目はこちら。ミステリーとしても面白く読めたし、行ったことのない観光スポットを物語の中で疑似体験出来た感じでもあり、楽しめた。知らない日本語表現を調べたりもして勉強になった。2020/08/20
Chili
5
香川県での話。雪江未亡人の奥様方の間での立ち位置が面白かった。2024/10/04
ピコ
5
サラッと読了。浅見光彦シリーズは、自分が旅をしている感覚で読めるから好き。2016/09/08
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