ちくま学芸文庫
日本の葬式

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  • サイズ 文庫判/ページ数 316p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480087256
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0139

内容説明

私たちの祖先は死をどうとらえ、死者をどう弔ってきたのだろうか。広範に収集した資料を比較研究し、各地の葬送習俗のもつ意味、以前持っていた意義を探し求め、その推移変遷のあとをたどる。死者の魂はどこに行くのか、生き残った者の無事はどうすれば確保されるのか、あの世とこの世はどこで出会うのか、古来の祖霊信仰は仏教とどう結びついて儀礼に形を残しているのかなどのことがらを通して、葬式に込められた日本人の死生観と霊魂信仰を解き明かす。いまではもう見ることができない貴重な習俗を記録し、日本の葬儀民俗を考察した代表的著作。

目次

千ごり万ごり
出歩く魂
たまよばい
招魂と鎮魂
霊魂と水
猫のたましい
耳ふさぎ
死人の善光寺まいり
御霊前
死体のあつかい〔ほか〕

著者等紹介

井之口章次[イノクチショウジ]
1924年、兵庫県生まれ。国学院大学学部国文科卒業。文学博士。財団法人民俗学研究所所員として、全国各地の民俗調査に従事。また、長年国学院大学の民俗学研究会を指導した。日本民俗学会理事、三鷹市文化財専門委員会会長、杏林大学教授などを務める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちはじめ

1
日本の葬儀の習俗について記した古典的著作。元々は1965年刊2002/11/20

かみいゆ

0
資料として読了。 1965年発行ながら、現代を予見しているような記述もあったりと、とても興味深い。貴重な書籍です。2017/08/12

あみか

0
疑問に思った古くからの習俗の意味がおぼろげながら判った。2021/09/02

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