角川文庫<br> 薔薇の殺人

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角川文庫
薔薇の殺人

  • 著者名:内田康夫【著者】
  • 価格 ¥506(本体¥460)
  • KADOKAWA(2013/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041607312

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内容説明

浅見光彦の遠縁の大学生・聡が女子高生誘拐の嫌疑をかけられた。一目惚れして家まで後をつけていたという彼に呆れる浅見だが、濡れ衣を晴らそうと行方不明になった文絵の家を訪れる。そこに届いた脅迫状には、文絵の出生の秘密をばらすという内容があった。文絵は人気俳優・三神洋と「宝塚」出身の女優・鳥越美春との秘めやかな愛の結晶だったのだ。数日後、文絵が遺体で発見され、浅見は真相を追って乙女の都・宝塚へ向かう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

78
浅見さんが頼られる…まあ今までにもあったにはあったけど、今回は浅見さんの方が上にいる感じの始まり方でとてもテンポもよく何が起きたんだろう…と物語に引き込まれていった。途中の様々な調べものなどはあり得ないほどの速さで、盛ってるなぁとは思いつつ浅見光彦は只者じゃないし…とスルーしながら。締めくくりは至ってシンプルだけど、殺人ってそういう些細なことから発展して当事者も焦るものかも…と思った。なんだか無性に宝塚の舞台が見たくなった。読書ってこうして色んなところに視野を広げるきっかけになるのかも。2014/07/08

十六夜(いざよい)

13
宝塚の女優と人気俳優との間に出来た隠し子が殺された。果たして犯人は…。光彦が最初から母親への恨みで娘が殺されたと確信しているような立ち振る舞いが気になったが、予想外の犯人でなかなか楽しめた。2018/12/13

しんた

9
未成年が犠牲者は珍しい。そして悲しい。ストーリーはイマイチだったがとにかく悲しい。宝塚ベルばらを舞台としたストーリー。2020/04/26

Kiyoshi Utsugi

8
内田康夫の「薔薇の殺人」を読了しました。 宝塚出身の女優である鳥越美春と人気俳優の三神洋の間に生まれた文絵が行方不明になり、その後死体となって飯能で発見されます。 脅迫状に書かれていたのは新聞から文字を切り抜いて作られたもの。 これを手がかりに浅見光彦が謎を解き明かすというものです。 面白かったので、いつものように一気読みとなりました。2019/07/12

χ

5
これも10年以上ぶりに再読。浅見光彦シリーズは軽くて少し皮肉が効いてる感じが好き。最後が取ってつけたようでつまらないのが残念。昔の因縁だとか粘着質で感情的な描写が多いのが懐かしかった。森博嗣や村上春樹の作品に慣れるとギャップが激しい。現実もこんなんだったかなあ。脅迫状に活字の切り抜きを使っていてそこから足がつく。先日読んだ三毛猫シリーズでも映写機が事件を解くカギになっていて今では使えないものってあるんだなあ(しみじみ)。17年分の新聞を15日で調べたらしい!?2016/11/02

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