角川ソフィア文庫<br> 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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角川ソフィア文庫
源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 著者名:角川書店【編者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043574056

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内容説明

源氏物語の全体が分かる楽しい1冊。わずらわしい文法などの障壁を取り払い、こなれた現代語訳によって、古文の力がなくても十分古典の面白さが分かる。原文も現代語訳も総ルビ付き。ビジュアル面も豊富。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

目次

桐壷
帚木
空蝉
夕顔
若紫
末摘花
紅葉賀
花宴

賢木〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

70
源氏物語は世界に誇る日本古典の代表として小学生でさえ知っている程有名です。しかも、現在『源氏物語』ブームです。と、この本の冒頭にある。源氏物語千年という事もあり、内容を大雑把に知る事も肝要であると思い読み始めた。しかし、進まない。この本の内容に全く興味が持てない。ビギナーズ・クラシックでも『徒然草』『方丈記』『奥の細道』は読んでいて奥の深さを感じるが、『源氏物語』の光源氏には魅力が持てず、どうでもいい様な事柄が長々綴られているだけとしか思えてならない。惚れた腫れたの話は男性が読むべきではないのであろうか。2014/06/07

れみ

63
源氏物語の全帖に対するあらすじと主な訳文と原文に解説という構成の初心者向けの本。昔、漫画で読んだことがありお話の流れは分かってたけど全部を通して文章で読むのは初めてだったので長くて大変なところはありつつも分かりやすい文章だったし、人間関係の複雑な部分を巻末の人物相関図で確認できるのも良かった。それにしても、文化面や美意識の面では現代に共通したり受け継がれているところが多く感じられるけど、恋愛や結婚に関する考え方は、ホントに同じ国のお話かなあとも思わされる(^_^;)2014/04/28

佐島楓

53
レポートの参考用。このシリーズは、レイアウトが素晴らしく読みやすい。系図や年表までついているので、物語がかなり整理された形で読み解ける。2016/05/09

k sato

50
源氏物語を恋愛小説と解釈するのは短慮であろう。日本最古の風雅な官能小説と説明するほうが自然だ。雅やかな筆遣いで描写された平安貴族の性や婚姻文化。メタファー(隠喩)を駆使した甘美な和歌が脳を刺激し男女の性距離を縮めていく。現代のような生々しい映像描写とは異なる性表現が文学的価値を高めたのだろう。平安と令和の恋愛や性事情を比較するのは愉快である。正妻・葵上がいる18歳の光源氏が10歳の若紫に欲情する阿呆さ加減。光源氏の妻・妾全員に令和で刑事訴訟起こされたら、住居侵入、監禁、不同意性交などの罪名で懲役刑だろう。2024/02/28

緑茶

48
あまりにも有名な紫式部の源氏物語。簡易版でしたがやっと読むことができました。巻ごとのあらすじ、登場人物、現代語訳、原文、軽い解説、本格的に学ぶには全然足りないかもしれないけれど私には十分でした。今とは常識がかけ離れていて理解できない部分もあったものの、ストーリーは割と面白かったです。が、現代の価値感で考えると光源氏はちょっとなあ、、、他の人も然りですけれどね🤣まあそれがその時代の普通だったんでしょうけど。その代わり女性たちの各々の性格が美しく映りました。いつかもっと詳しいものを読んでみたいです。2020/07/29

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