内容説明
「宗教」なしで生きることのできる人は、いない。
自分の弱さを経験するとき。先が見えず孤立を感じるとき。実践者たちの「生き方」や聖典の「智慧」から宗教を学べば、自分にとって「生きるために本当に必要なもの」が見えてくる。パウロ(キリスト教)、親鸞(仏教)、コーラン(イスラーム)、ガンディー(ヒンドゥー教)、世界の四大宗教が教えてくれる、試練の多い人生への向き合い方とは。日本を代表する批評家が贈る、無宗教の人にこそ読んでほしい「宗教」のはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
zeroset
2
同著者の哲学入門が『考える教室』で、宗教入門が『生きる教室』なのは含蓄がある。宗教は答えではなく、終わりのない問いを与えるものだということは、忘れないようにしたい。2026/08/30
keith
0
単なる知識でなく生きるための学びとして、宗教を横断的に解説する(しかも簡単に)本でとても良い。 取り上げる最初が時代の近いガンディーというのも、いかにして宗教の本質を捉えるかという点で学びになる。 個々の宗教の特徴や比較はよくあるだろうけど、それぞれを横断して、たとえばキリスト教の「罪」と浄土宗の「他力本願」は「自分の力だけで人間は生きられない、生かされていることを知る」という点で共通してるなど、人間の本質の端部に触れた気がして面白かった。 宗教や主張で対立するのでなく、理解、融和の大切さを感じる。2026/08/22
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