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内容説明
私たちが思い描く“健康”は、間違っている? 古今東西の医療に精通する東大病院の医師が、「あたま」「からだ」「こころ」の3つのつながりから、健康に生きる心構えを伝授。普段は意識しない“自分の仕組み”を改めて知れば、健康の概念が一変する。医学知識ゼロで読める、目からウロコのレッスン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
132
心と身体の繋がりを知りたくて手に取りましたが、その部分についてはあまり説明がなく…。逆に心と身体と『あたま』の違いを新しく知ることができました。頭が心と考えの素直な反応を邪魔したり、気づかないふりをする曲者だと知りました。つい頭で考えて判断してしまいますが、心や身体の声を聞く為に、手で触ってみるのは良いですね。自分の欲求が分からない時は身体を動かしてみる。そして身体と心の領域の声にも耳をすませるのが健康に結びつくことも目からウロコでした。たまには、このような本も新たな気づきが与えられるのでいいですね!2021/03/04
あまね
20
稲葉先生の懐の深さと博識にとても感心しました。難しいことを優しく説明するのは、膨大な知識と受け入れる広い心があってこそ。『あたま』に対する『こころ』と『からだ』の性質と捉え方がすっと理解できました。2020/05/28
Q
19
リミテッド ●東洋医学の根底は心身一如。心と体は分けて考えることができない ●唾液は一日に一リットル分泌 ●健康の話は局所的、断定的な極論に走りがち ●生まれ持った資質、素質は本来ニュートラルで中立的なもの。いいも悪いもない ●人は生まれて最初に学ぶ情緒は不快 ●浅く早い呼吸はあたまモード。深くゆっくりはからだ、こころのモード ●違和感はズレを認識するチャンス。違和感の場所を言葉に。オノマトペで表現 ●あなたのじんせ。あくまで医者はお手伝い ▷からだとこころが離れないようにすることが大事2020/12/05
かふ
16
風邪をひいたときにその原因を取り除いたり抑えたりするのが西洋医学で東洋医学では季節の変わり目はからだの組み替えるために風邪をひいてアップデートすると考える。西洋医学は病気学で東洋医学は健康学。「からだ」と「こころ」の健康学。「あたま・からだ・こころ」の関係。「あたまは、情報を伝える役割を担う神経系が複雑化したことで、虚構、フィクション、バーチャルリアリティを生み出すことが出来る」「偽のこころ」「すべきである」「AIの原理。因果論で考え、善か悪かという二元論で判断して働く」「からだ」と「こころ」の働き。2019/10/14
いっちゃん
15
こころとからだのメッセージに耳を傾けること。あたまで考える「~しなければならない(Must)、~すべき(Shoud)」に支配され続けると、いつしかからだとこころが悲鳴をあげ、不調をきたす。違和感を始めとする様々なこころとからだからのメッセージを感覚として受け止め、決して他人や社会の「評価」に惑わされることなく、素直に、自分で決め、実践する。これが重要2024/03/24