NHK出版 学びのきほん<br> 大人のためのお金学

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NHK出版 学びのきほん
大人のためのお金学

  • 著者名:中山智香子
  • 価格 ¥499(本体¥454)
  • NHK出版(2023/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784144072987

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内容説明

お金って何?――子どもに聞かれて、どう答える? 

現金にクレジットカード、「Pay」から「仮想通貨」まで、お金のあり方が多様化する現代。2022年からは「お金のリテラシー」を子どもに身につけさせるために、中学と高校で「金融教育」が始まった。しかし、学校でお金の授業を受ける機会がなかった大人は、どれだけリテラシーを身につけているだろうか。お金はどのように誕生したのか。資本主義の暴走で生まれた「お金主義」とは。その歴史をザックリたどりながら「市場」「資本」「投資」など数々の必須知識を身につける。「お金は自由に創造できる」「上手に増やそう、は恐ろしい」……お金の本質を知ることができれば、今の常識がくつがえる。子どもに教えたくなる新しいお金の教科書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aby

6
貨幣の歴史から「お金」とのかかわり方まで.貨幣は便利な道具であったはずが,欲望の対象となった.「マネタリズム(お金主義)」とは上手く言ったものだ.お金を使って(買い物や投資)で一票を投じる消費行動は大切.◆「経済ジェノサイド」の著者で,100分de名著ティーンズでバルファキスを解説した方だった.2024/02/18

1
この本では人間=資本という見方はやめておこうと言っているが、実際の社会ではそう扱われているじゃないか、という感想を抱いた。2023/10/17

kbuto

0
貨幣や資本主義の歴史から、お金の有用な使い方までわかりやすくまとまっていて読みやすかった。地域通貨として労働証明書を発行する事例はなるほどな〜と思った。時間が経つにつれて価値が下がるから早めに使う動機になり、結果的に経済が回る。有効期限のあるポイント制度と似てるけど今まで知らなかった。2024/01/08

らんこ

0
金融リテラシー教育が学校で始まって、子どもたちが投資について学ぶのは良いことだなぁと特に疑問もなく受け止めていた。けれど、今の金融教育がネオリベラルな思想に近いもので、自分が必要なお金は自分で稼ぐのが当たり前的な感じで、なんとなくそれを普通として受け止めてた自分がいることに気付かされた。借金しても良いわけではないけど、貸し借りというのは人間関係だから、借りがあるというのが必ずしも悪いことではないというのは、なるほどなと感じた。投資に対する姿勢を改めて考えたいなと思った。2023/10/09

sawa kato

0
お金の起源はIOUつまり貸借り。 投機は恐ろしい。→儲け 人間を資本と考える→労働力 この人はいくら儲けを生み出すか という見方でしか人の価値を計らないことに。 あらゆるものが儲けのための資本だという考え方は、心が休まらない。2023/09/04

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