内容説明
ザルーダとミスト、二正面の戦いどちらにも早急にカタを付けたい亮真はミスト南部の都市ジェルムクの包囲を突破してミスト軍との合流に成功する。
しかしミストの王都エンデシアでは、亮真の奮闘を裏切るような密約が進行していた。北部貴族と南部貴族の対立を抱えたミストでは、南部貴族のなかにブリタニア王国との同盟を唱える一派が居たのだ。
ブリタニア同盟派貴族の蜂起によって、南北から挟み撃ちにされた亮真は最大の危機を迎えるが――。
王道異世界戦記、第26巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
ザルーダとミスト、二正面の戦いどちらにも早急にカタを付けたい亮真。ミスト南部の都市ジェルムクの包囲を突破してミスト軍との合流に成功する第26弾。北部と南部の貴族が対立するミスト王国で、南部貴族の中にいるブリタニア王国との同盟を唱える一派。そのブリタニア同盟派貴族の蜂起によって、南北から挟み撃ちにされることになる亮真。組織の仕組んだ謀略もあって、援軍すら敵になって四面楚歌という状況は流石に後出し感がありましたけど、こうなるともう撤退しかないですよね。最後のエピソードが今後にどう繋がるのか気になるところです。2024/02/26
こも 零細企業営業
23
援軍に赴いた亮真だったが、、これは組織が亮真を殺すための罠だった。援軍の先の国、ミスト王国の国王が帝国の策謀て殺されてしまい。跡を継いだ王弟は三国同盟を破棄して、帝国と同盟を組む事を裏で約束。さらに亮真への援軍と言いながら、率いる老将軍が帝国からの埋伏の毒としてミスト王国に潜入しており。彼は10万人の援軍を率いて亮真への援軍として籠城してる城へ急行中。でも、それは敵。さらに帝国も13万の軍勢を率いて来て。合計23万の兵が4万の御子柴軍を殲滅せんと迫って来ている状態。それに対して御子柴亮真は撤退を決めた。2023/12/19
Abercrombie
3
ミスト王国の最古参将軍と、まさに南方諸国の連合軍に包囲されている城塞都市の指揮官、そのどちらもが組織の潜入員だったとか、後出しジャンケンもいいところだろう。しかも、そんな大切な切り札を主人公を陥れるためだけに使うなんて、無理筋すぎる話だ。2024/01/29
osiripenpen0
1
お、この話にしては珍しくサクッと話が進んだじゃん。と思ったら25巻を飛ばして読んでた。なんてこったい。XXVとかわかりづらいし紛らわしいんじゃあ。話のつなぎ的に別に違和感なかったぞ?ようやく話が盛り上がってきたけどちょっと○○の陰謀無理がないか?2024/03/06