HJノベルス<br> ウォルテニア戦記X

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HJノベルス
ウォルテニア戦記X

  • ISBN:9784798617299

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内容説明

御子柴亮真の働きによって、オルトメアと三王国連合軍との戦いは終結に向かい、亮真はザルーダ国王・ユリアヌス1世と有力なパイプを作りつつ、しばらくぶりに自分が経営するウォルテニア半島へと帰還を果たす。いっぽう西方大陸に混乱を広めるため暗躍する須藤たちの組織は、亮真の存在価値を改めて思い知らされ、新たな謀略を企てるが――。「小説家になろう」発の王道ファンタジー戦記、新章開幕の第10巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
御子柴亮真の働きによって、オルトメアと三王国連合軍との戦いは終結に向かい、亮真はザルーダ国王・ユリアヌス1世と有力なパイプを作りつつ、しばらくぶりにウォルテニア半島へと帰還を果たしたその後が描かれる第十弾。亮真の扱いに思い悩むローゼリア王国首脳陣だったり、浩一郎により明らかになってゆく組織の内幕だったりが明らかになった状況解説回でしたけど、ユリアヌスに示唆されて亮真もようやく組織の存在を認識したことが、今後の方針に少なからず影響していきそうですかね。飛鳥は全然登場していなかったですけど無事なんでしょうか。2018/10/17

こも 零細企業営業

17
地球人の組織にも派閥があり、50年ぶりに帰って来た浩一郎に鄭と劉大人が説明する。世代交代も進んでいてかなり複雑そうだ、、さらに光神教団が関わって来るからもっと複雑になりそうだ。オルトメア帝国軍を退却させザルーダ国王と知己を得た亮真は王国の自身の領地に帰還した。そこで戦争での結果を総括するのだが、戦争特需で稼ぐつもりが思った以上に稼げなかった。さらに帝国が勝ち過ぎないように地球人の組織が暗躍していた事も朧げながら探れても来た。そんな亮真達を組織の思惑とは別に、須藤が独自に引っ掻き回しそうで不気味。2021/10/17

7
ザルーダ王国とオルトメア帝国の戦争終結篇。そして御子柴爺は「組織」と合流。いろいろ波乱含みではあるけれど、そろそろウォルテニア半島の内政篇が読みたい気がしてくる。2019/04/27

nawade

6
★★★☆☆ イピロス奪取編突入!いよいよ亮真が雌伏の時を終えて動き出す前の溜めの回。戦いとか大きなイベントはないんだけど、今後の展開を睨んだ伏線が色々と仕込まれていて地味に面白い。おそらく加筆・修正は過去最大級で新作気分で読めた。書籍版でピックアップされているクリスというキャラが今後、亮真とどう絡んでいくのか楽しみ。お爺ちゃんを起点として徐々に明らかになる組織の全貌。組織がオルトメア帝国の建国に尽力したのにしては裏大地の人間を見下しているのは、それほど上手く偽装しているから?2018/07/21

3
陰謀と組織。2022/08/09

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