内容説明
長きにわたる北部動乱もついに決着のとき。御子柴亮真の作戦で各地から流れ込んできた難民との衝突により、城塞都市イピロスは混乱のるつぼと化していた。その時、シグニスは自らの手で新たなる道を切り開く決意を固める。いっぽう御子柴亮真はユリア夫人の手引きのもとザルツベルグ伯爵を討ち取るが、それはローゼリア王国を支配する貴族階級の反感に火をつける行為だった。 そして、南からは新たなる火種が……「小説家になろう」発の王道ファンタジー戦記、つかの間の勝利を楽しむ亮真に新たな戦雲が訪れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
御子柴亮真の作戦で各地から流れ込んできた難民との衝突により、混乱のるつぼと化した城塞都市イピロス。亮真は自ら乗り込みザルツベルグ伯爵と決着をつける第十四弾。ここまで来るのにだいぶ時間がかかりましたけど、ようやく北部動乱編も決着ですか。無能な貴族というイメージもあったザルツベルグ伯爵はかなりの実力者で、そんな彼を失ってから王国として亮真の排除に動き始めるとか遅きに失するというか、無謀な予感しかしないですね…一方で実力者であることが明らかになってゆく浩一郎や、暗躍する須藤の動向も気になるところではあります。 2019/12/04
こも 旧柏バカ一代
16
北部のドンの伯爵を討ち取った御子柴家。 その後の領地経営はどうなるのだろうか? それに対しての王国の出方は?色々な貴族達が暗躍してるようだ。 裏で暗躍する須藤も不気味だが、何よりも御子柴の爺さまの動向が気になる。従妹と合流出来るのか?向こう側の陣営の騎士の腕を斬り落としたからな・・ どうなるんだろう?2019/11/22
爺
6
なんだかなぁ……。異世界もののはずなのに、冒頭から初登場人物の来歴と地球ベースの誰でも知っているような蘊蓄をながながと書かれても……。地球ベースの歴史で例えたりする部分が多すぎて、開くたびに読み進める気力を奪われてしまった。大筋に関してはともかく、肝心のシーンをすべて描かずに事後説明な感じになっているし、シリーズ前半に比べて著者が色々面倒なところから逃げているような印象。2020/10/12
美周郎
5
伯爵ちょっと見直した、ヤバい性癖さえなければ有能?女王サイドは新たな逸材として侍女衆がこの先踏ん張れるか、権謀術数の方向での戦いも見てみたい。2019/11/27
Abercrombie
4
元アメリカ軍人が外食チェーンで牛丼を思い浮かべるかねえ? 作者と視点人物の思考が、入り交じり垂れ流される文章は、相変わらずまどろっこしい。主人公とザルツブルク伯爵の一騎討ちでようやく北部動乱が終結し、次は王都での貴族院査問会。根回しをすすめるのは名家出身の女官たち。悪役令嬢がいっぱいである。2019/12/28
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