内容説明
2017年に発表された本格ミステリの短編と評論から、本格ミステリのプロフェッショナルが選びぬいたベスト作品集!――今読むべき、最先端の本格ミステリがこの一冊に!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
55
白井さんと城平さんは別本にて既読。「透明人間は密室に潜む」目当てに読む。これ、犯人の語り手男だったりしてとか教授返り討ちオチを想定したらかなり度肝を抜かれました。みんな個性的だけど未読の中だとひぇっ、となる岡崎さんや刑事達のキャラが濃そうな大山さん、予想外過ぎた水生さんがツボ。しかし、白井さんは本当に酷いなー(褒め言葉)。そして岩永や九郎先輩は相変わらずだなー。2021/05/16
Syo
41
う〜む。 期待していたんだけど…。 こちらに 気持ちの余裕が なかったからか。2021/10/10
のりすけ
38
一番おおっ!だったのは法月綸太郎さんの『葬式がえり』。岡崎さんの「ガム」!うひぃ~~。透明人間の阿津川さんも面白い。東川さんは「いや、そっちかよ」と「あるある」が巧くミキシングされているがキャラがちょっとイマイチかな~。シリーズ物なのかしら。白井さんは相変わらず白井さんでした。既読も多かったものの粒ぞろい。2019/07/04
yu
33
Kindleにて読了。首なし舘は既読。相対的に面白かった。2018/06/13
カノコ
32
本格ミステリ作家クラブに所属する作家たちのアンソロジー。中々にレベルが高く楽しめた。初めて読むのは、尾崎琢磨、松尾由美。短編でも、作家それぞれの特徴、というよりは性癖が顕著に表れていて面白い。特に好きだったのは、大山誠一郎「顔のない死体はなぜ顔がないのか」。以前に短編集を読んで度肝を抜かれた大山さん、やはり今回も抜きん出た完成度!なぜ死体の顔を潰したのか?という理由づけは、今まで読んだことのないユニークさ。城平京の虚構推理の新作が読めたのも嬉しかった。長編出してほしいなあ。2018/07/24




