HJノベルス<br> ウォルテニア戦記XIII

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HJノベルス
ウォルテニア戦記XIII

  • ISBN:9784798619644

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内容説明

万全な戦争準備のもとに、怒涛の勢いでザルツベルグ伯領に迫る亮真の軍。迎え撃つのはザルツベルグ伯爵と王国北部の有力貴族団である「北部十家」。初戦こそ互角だったものの、堅牢な城塞都市に籠るザルツベルグ伯爵を真正面から打ち破るのは難しいと判断した亮真は心理戦を仕掛ける。いっぽう王都では、たび重なる内乱にルピス女王が悩みを深めていた――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
怒涛の勢いでザルツベルグ伯領に迫る亮真の軍と迎え撃つのはザルツベルグ伯爵と「北部十家」。真正面から打ち破るのは難しいと判断した亮真は心理戦を仕掛ける第十三弾。双刃相手には策を講じて時間稼ぎしつつの裏工作ということで膠着状態。あのメルティナに成長の兆しがあったのは意外でしたけど、時すでに遅しというかあの密使にどんな意味があったのか…展開遅い感もありましたけど心理戦に持ち込んだところで、ここからどう決着をつけるかというところですか。飛鳥と浩一郎も久しぶりの登場で、こちらもどうなるのか気になるところですね。 2019/09/04

こも 零細企業営業

19
伯爵家との戦争は膠着状態。それに対して御子柴軍は伯爵に援軍を送っている北部十家の領地を蹂躙して村々を焼く。だが住民を避難させてから、、あえて人命は取らないで伯爵達が籠城してる城塞へ誘導する。狙いは城塞内の治安悪化と食糧の消費をさせる。まるでイナゴのように。。焦土作戦の逆バージョン? そして、御子柴の爺様、浩一郎と従妹、飛鳥が久し振りにに登場。 爺さんが飛鳥の居所を突き止めていつ救出するか虎視眈々と機会を狙っている状況。でも飛鳥を保護している教会と爺様の居る組織は敵対関係にある。それが今後どうなるか、、2019/07/24

6
ここから初読。しかし物語が進んだ印象はあまりなく……。展開スピード重視で個々の戦いをあっさりさせているのかと思っていたが、ここまで進まんとは…。そして似たような説明の繰り返しと、地球の歴史蘊蓄は正直邪魔。2020/10/10

Abercrombie

5
まだまだイピロス攻防戦終わらずヽ(`Д´)ノ。北部十家側には双刃以外に指揮官いないんかい! 未だ兵数で勝るのに城塞都市に立て籠もるんかい! ちとご都合主義を感じつつも、主人公の仕掛ける対籠城策の悪辣さは笑えた。でも、語り手の思考を垂れ流すだけの文章はちと鼻についてきたかなあ。ひさびさに爺さん&従妹のパートあり(従妹はすっかり教団寄りだ)。2019/08/22

3
決壊。(話の展開が遅いという前情報を知らなければまだ付きあえるような気がしたけれども、もう続きはいいかなって)2022/08/09

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