Discover Japan - 2019年11月号Vol.97

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Discover Japan - 2019年11月号Vol.97


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内容説明

近年、発酵食の存在が見直されていますが、発酵は、トレンドでも単なる食のジャンルでもありません。
発酵とは、古来日本に続く食文化であり、全国に多種多様な発酵文化が引き継がれています。
日本は世界に名だたる発酵王国。発酵なくして和食は語れないのです。
 
たとえば味噌や醤油、味醂や納豆、漬物、酒、茶など……、あなたの身近なアレもコレもぜーんぶ発酵だと知っていましたか? 
そのほか、へしこやくさや、柿の葉寿司など、その枠に収まらない発酵食品も存在します。

そもそも発酵とは、目に見えない微生物の働きによって食物などが分解され、人にとって有益になる成分に変化すること。
普段、誰もが使っている食材は、微生物がもたらす自然からの恵み。
あらゆる食品が発酵の力を借りてつくられているのです。

本特集では、発酵の存在が身近になっているいま、あらためて発酵食に注目しました。
発酵という観点から調味料や食材を掘り上げていくと、そこには日本の食文化の原点が見えてきました。
なぜ調味料は地域によって味わいが異なるのか、なぜ世界で活躍する一流の料理人らが発酵に注目しているのか。
小誌を通して、古来伝承される発酵食の魅力、そこから垣間見える日本人の美意識までお届けします。

※デジタル版には、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。
また、掲載情報は原則として奥付に表記している発行時のものです。

 

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