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内容説明
羽柴秀吉軍、総勢十四万が三方面より同時侵攻!! 秀吉の送り込んだ大軍が、阿波・讃岐・伊予の三ヵ所より上陸。世にいう“四国征伐”が幕を開けた。対する四国方の大将・長宗我部元親は地の利を知り尽くした智将。さながら獣を狩るが如く、四国全土に“網”を張る!! そしてこの合戦の最前線――讃岐の地に権兵衛の姿があった。果たして敵の巧妙なる罠を潜り抜け羽柴方を勝利へと導けるのか……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
20
小身の武士ほど浅ましき者はなかろうぞなもし、昨日は長宗我部に頭を下げ、今日また小早川に腰を折る、所詮眉をひそめて世を渡らんよりは潔く討死すべし:金子元宅。とうとう巨京退治じゃ:仙石秀久、三好三郎(十河存保)。四国攻め、白地城(大西)、海部:長宗我部元親・信親。黒田官兵衛、蜂須賀小六:この両将は「出世しすぎること」の危険性を熟知している。秀吉の関白任官、形骸化した関白職に軍事的裏付けを加え実の伴う権力へと発展させる。2017/03/07
またおやぢ
17
四国を縦横無尽に駆け回ってきた巨鯨も、相手が官兵衛だとこうも肩透かしを受けるものなのか。厭戦気分を作り出し、民を手懐け、じわりと勝ちに導いていく秀吉車の戦略が満載のシリーズ第5巻。次巻はいよいよ九州征伐の様子…権兵衛最大の見せ所(?)ですな。2017/02/06
黒猫
16
長宗我部元親父子呆気なさ過ぎでしょう。設楽ヶ原で無二の一戦に及んだ武田勝頼さんをみならいなさいよ!やはり戦国時代は滅びの美学を貫くことこそ、後生に評価がされるか決まる。戦ってくださいよー。(;・ω・)2017/07/28
GEN
8
わりと淡々と長宗我部征伐が終わった印象。でもこれって仙石権兵衛メインイベント(笑)九州征伐の前フリですわね。むしろ今までの全部が壮大すぎる前フリ!続きが待ち遠しい!(言うてる間に出る模様)2017/02/12
こも 零細企業営業
5
あれ? 長宗我部が呆気なく降伏した。ただ凄い緻密な計画をしてたんだな‥全て紙一重で黒田官兵衛に見抜かれたけど。黒田官兵衛も冷汗ダラダラで。2019/02/23