内容説明
第三部「領主の養女」アニメ化決定!
アニメーション制作:WIT STUDIO
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
みんなが本を読める世界を作ろう! 魔力と印刷技術が狙われる「冬籠り生活」。
頑張れ、マイン! 春はもう、そこだ!
【あらすじ】
騎士団の前で強大な魔力を見せつけたことで、マインは貴族の間で注目を集めていた。だが、我関せずとばかりに、本を作る情熱は高まるばかり。より多くの人々に安価で本を届けられるよう、印刷技術を向上させていく。その結果、マインの利用価値を狙う者が出現。危険を察知した神官長は、彼女を神殿に匿うことにする。家族と離れた、マインの長い冬籠り生活が始まるのだった。誰もが本を読める世界へ――。その始まりを告げる「金属活字」の完成。厳しい寒さを乗り越え生まれる、マイン一家の新しい「命」。春の訪れと共に、今後の未来を予見するビブリア・ファンタジー転換の章! 書き下ろし番外編×2本収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
143
こんなに早くグーテンベルクに到達してしまうとは!とびっくりしていましたが、神官長からの待ったでしばらくは実用化見合せとのこと。そりゃそうですね。マイン、突っ走りすぎです。新キャラの小学生男児並み青色神官がうっとうしくて嫌でした。高位の貴族らしいですし、付き合いが長くなりそうなので、ちょっと残念だけど結構頼れる二枚目キャラ位に変わっていって欲しいです。2016/12/31
雅
130
貴族の習慣を身に付けたり世渡りが上手くなったり成長が見える一方で、本の事になると周りが見えなくなるあたりは相変わらず可愛い。話の展開の早さもいい感じ。どんどん面白くなる2022/04/19
こも 零細企業営業
109
再読、この頃から守護騎士のダームエルが側に付いて居たんだな。 ただ、会話は平民と貴族って感じだわ。 後々のキーマンの自称青色神官も出て来た。 2019/11/07
セウテス
85
【本好きの下克上シリーズ】第6弾。神殿の役目をこなす一方、新しいお仲間は増えていく。下級貴族で在りながら、騎士として失態を犯したダームエルが、マインの護衛役になる。活版印刷へ確実に道が拓ける反面、マインの大きな魔力は貴族や権力を欲する者たちから疎まれていく。今後、貴族の養女となり貴族院にて、魔力そのものを学んで行かなくてはならないのだろう。自分のやりたい事とやらなくては成らない事、こうした現実感がバランス良くて飽きない。そして弟カミルの誕生に、家族の在り方や近所の皆さんを、改めて嬉しく大切に思うラストだ。2022/09/28
kitten
76
図書館本。 このシリーズを読むのが非常に楽しみになっている。 全部借りると一気読みしそうなので一冊ずつ図書館で借りてるが、最新刊に追いついてしまうのがもったいないと思うほど。 新キャラ、ジルヴェスターの暴れっぷりが怖い。 この巻のハイライトは、やっぱり「グーテンベルクの称号」だろう。マインの興奮度合がモロに伝わってきて楽しかった。 だって、グーテンベルクだよ。ヨハンも気の毒に。w 次が、早くも第二部の最終章かぁ。 結末はだいたい予想できているが、非常に楽しみ。 評価、星42017/04/09