内容説明
「このライトノベルがすごい!2023」(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門第1位!殿堂入り!
シリーズ累計800万部突破!(電子書籍を含む)
2022年春TVアニメ第3期放送決定!
本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー!「小説家になろう」で大人気長編がついに書籍化!書き下ろし短編を2本収録!
【あらすじ】
見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが……さて、一体どうなるやら?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
108
本を作る前に紙を作る。。それも成功して商売も順調になって来たが、、魔力暴走によって昏倒。虚弱が祟る。2019/11/05
雅
103
1巻ではマインにいまいち好感が持てなかったけど、今回は良かった。きちんと向かい合ってくれる大人達、ちゃんと受け入れてくれたルッソ。いい人達に囲まれ、本作りに爆進。この先も楽しそうな雰囲気2021/10/05
kain
98
ここまで面白い作品は久しぶりです!続きが気になってweb版も読み始めてしまいました。当然三巻も予約済みです! いよいよ紙を作り始めたマインですが、まだまだ前途は多難なようで、ハラハラワクワクが止まりません^^ トォーリはお嫁さんにしたい娘さんNo.1ですv2015/04/30
めぐ
87
今回、印象的だったのは、ルッツが「今のマインでいい」と認めてくれた場面と、本気で体調を心配してくれた場面だ。周りの大人たちは魅力的な人物が多いのだけれど、一緒に行動しているルッツとの関係性は強い。ルッツの反応によっては、熱に取り込まれることへの覚悟をしたマイン。自分の居場所はここだという覚悟をしないと負けてしまいそうだ。ルッツに守られる立場から同志という位置づけになってきたこの一年間、長かったようで、あっという間だっただろうな。周りの「黒い笑顔の大人」の力を最大限に利用して強くなって欲しい。2021/02/10
まりも
81
本を愛して止まない虚弱体質の少女が、本を完成させるために奮闘するビブリアファンタジーの2冊目。オットーに紹介された商人ベノンの元で紙作りに挑戦する話。相棒ルッツに上司兼師匠的な存在のベノン、お嬢様商人フリーダと登場人物が増えた事で賑やかになってきましたね。ルッツとのコンビも良い感じです。特にルッツに秘密がバレてしまった後のやり取りは、すごく印象に残りました。「オレのマインはお前でいいよ」っていい台詞だなぁ。すごく不安なところで終わったけど、果たしてどうなってしまうのか。次巻も楽しみです。2016/03/05