内容説明
「このライトノベルがすごい!2023」(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門第1位!殿堂入り!
シリーズ累計800万部突破!(電子書籍を含む)
2022年春TVアニメ第3期放送決定!
ビブリア・ファンタジー第三部突入!
書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」
+第1回人気キャラクター投票結果発表収録!
【あらすじ】
自身の魔力を貴族から狙われたマインは、下町の家族や仲間との別れを決断した。大切な人々に危険が及ばないよう、名前も「ローゼマイン」に改名し、「領主の養女」として新生活を開始することになる。だが、その上級貴族社会での日々は過酷だった。儀式や礼儀作法を学ぶための猛特訓に加え、就任した神殿長や工房長の責任は重い。病弱な7歳の少女には厳しすぎる……はずが、神官長からのご褒美が「神殿図書室の鍵」だったことで一変!
これさえあれば、たくさんの貴重な本が読める! 名前が変わっても、変わらぬ本への情熱で、ローゼマインは新世界を駆けぬけていく!
広がる緻密な世界観と本の生産体制。本を愛する全ての人に捧げる、ビブリア・ファンタジー第三部開幕! 書き下ろし番外編2本+椎名優描き下ろし「四コマ漫画」+第1回人気キャラクター投票結果発表などなど、盛りだくさん!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
133
マインが確実にステップアップしてます。中身は成人女性とはいえ、覚えは良いし前向きに努力してるし、ウダウダ言ったりいじけたりしないし、感心します。麗乃もただの引きこもりじゃなかったのですね。能力高いです。神官長が何だかんだ言いながら面倒見良くなるのも分かります。養父様が意外と腹黒な上に気まぐれそうなので、ツンデレ神官長はしっかり確保しておくことが必要なのですね。良い資金源ということも分かりましたし。2017/01/07
こも 零細企業営業
113
貴族になっちゃったマイン。名前もローゼマインと名乗る事になった。それでも本のために、フェルディナンドのリサイタルを開催して、マダム達から金を巻き上げるw WIN-WINかと思ったらフェルディナンドから雷が落ちたww でも、マダム達の心はガッチリ掴んで関係も円滑になった。 レッサーくんも登場して何気にギャグパートが多い巻だと思いました。2019/11/08
雅
110
領主の養女となったマインが予想以上に商魂逞しい。たまに暴走はあるけど、貴族達を手玉に取ってる感が面白い。2022/06/27
めぐ
75
マイン改めローゼマインが上級貴族の世界に。なんでも有りだな貴族街「こわっ、貴族社会こわっ」お菓子と美容と神官長の話題で最初からお母様のエルヴィーラ達の心をガッチリと掴んだのはナイス。あんなに堂々としていた騎士団長カルスタッドが小さく見えるよ。お兄様方も優しくて安心。今回も庇護者フェルのぎゅー出動。しばらくは仕方ないかな。キラキラ慈善コンサートは楽しかったけれど、私のお気に入りの場面はだんぜん騎獣の場面。頭をかかえるフェルの前で、可愛いとご満悦のマインが容易に想像出来る。シートベルトと荷物が置けるのは大事!2021/03/07
美紀ちゃん
67
このあたりがいちばん楽しく気楽に読める感じかも。フェルディナンド様との絡みも楽しい。ローゼマインの事をとてもよく面倒を見てくれているし。3人のお兄様も、今ならよく理解できて想像しやすい。再読が楽しい。2020/11/18