内容説明
第三部「領主の養女」アニメ化決定!
アニメーション制作:WIT STUDIO
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
大人気ビブリア・ファンタジー!!
【あらすじ】
雪降るアーレンスバッハ城。その執務室で、次期領主の婚約者フェルディナンドはローゼマインの手紙に眉を寄せていた。彼女は王族に呼び出されたばかりか、貴族院の図書館に秘められた地下書庫へ近付こうとしていたのだ。周囲を悩ます「頭の痛い報告書」の数々は貴族院三年生になっても変わらなかった! 不思議な現象を起こした上に、学生達の共同研究に王を巻き込む始末。王の御前だろうと取り繕いゼロ、聖女と持ち上げられるお茶会にはイライラ。我が道を全力で突っ走るローゼマインにレスティラウトから驚愕の提案が! ライデンシャフトの槍を振りかざし、いざディッター勝負、再び開幕!(自身の将来を賭けた嫁取りディッター!?)
書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜(カヅキ ミヤ)
本作でデビュー。
コロナによる外出自粛中ですが、普段からあまり外へ出ないので生活自体は変わりません。これが出版される頃には落ち着いていますように。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
82
第5部②通巻23。[プロローグ]アーレンスバッハに婿入りしたフェルディナンドがローゼマインからの手紙を読む。▽王族と図書館の関係、神殿と貴族の関係など。今回のメインは『嫁盗ディッター』ダンケルフェルがーのレスティラウトからの求婚申し込みを蹴るために、エーレンフェストの威信をかけてディッター勝負をする事になった。宝はローゼマインとハンネローネ。▽次が待ちきれない。2020/07/27
めぐ
78
今回は迫力あるシーンが盛りだくさん。かつては魔石の採集くらいでドキドキしていたよね。貴族院の奉納式はその場にいたら鳥肌が立っただろうな。法事で皆で南無阿弥陀仏を唱えるのを思い出しながら読んだ。ダンケルフェルガーのディッターと儀式に対する本気度が怖い。さすが脳筋大領地。レスティラウトは目の付けどころは良かったのだけれど、相手側の気持ちを全く考えてないのだな。最後に守ってくれたのがあのお守りだというところが泣かせる。ローゼマインには役不足のブィルフリートが初めて素敵に見えたわ。その組み合わせ私も良いと思う。2021/05/03
はなりん
70
貴族院3年生のメインイベントがてんこ盛り!ダンケルとの共同研究、貴族院での王族参加の奉納式、そして嫁取りディッター。ロゼマさんの価値が王族や大領地に知れ、本人ののほほんとした雰囲気とは別の所で、どんどんきな臭くなってきた。短編では、王族特に第一王子のロゼマに対する警戒心が語られいます。嫁取りディッター後のダンケル側のやり取りも。webではわからなかった事が補完され、今後がますます楽しみに!2020/06/14
kitten
64
発売日に書店で購入。フェルディナンドの出番はプロローグのみ。Web版既読のはずだが、ほとんど忘れていた。ローゼマインの暴走は確信犯ではないのか?三年生も「頭の痛い報告書」は健在だが、フェルディナンドの不在が寂しいな。モブキャラのリュールラディからみた貴族院の奉納式がよかった。ローゼマイン、マジ女神。エピローグのハンネローレ視点もよかったな。ヴィルフリートが何も考えていないのはほぼ確実なんだけど、ハンネローレは、そこに惹かれるのだろうか。中央、王族の不穏な動きも、かなりフォローされてる。評価、星4.楽しい。2020/06/11
美紀ちゃん
60
ダンケルフェルガーのレスティラウト様がローゼマイン様に求婚。そして嫁取りディッターをすることに。はぁ、フェルディナンド様が知ったら嫉妬しちゃうよね?心配しちゃうよね?他にも手を上げる人が出てくる可能性もあるしね。ハンネローレ様は救ってくれたヴィルフリート様に一目惚れ?2020/09/05