内容説明
第三部「領主の養女」
2026年TVアニメ放送決定!
アニメーション制作:WIT STUDIO
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
約束しようもっと「本を作る」二人で交わした将来の夢へーー泣くな、マイン!
涙の大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!
【あらすじ】
久し振りに神殿へ帰還したローゼマインは神官長らと共に、神殿長としての仕事に明け暮れていた。奉納式や印刷業関連、数多くの面会、書類業務など、日々は慌ただしく過ぎていく。
季節は冬の終わりへ。ローゼマインの周辺は変化が止まらない。早くも一年生が終わろうとする貴族院では、全領地を集めたお茶会を開催する必要に迫られ、最終学年の領主候補生や側近が卒業式を迎える。領地の繁栄のため、自身の婚約話まで浮上。そして、何より懸案だった、下町の面々との別れが近づく……。
見果てぬ夢への「約束」を胸に、立ち止まってはいられないビブリア・ファンタジー!
書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜
本作でデビュー。年末まで気合いを入れて〆切をやっつけるので、読者の方々にも楽しんでもらえますように。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
239
『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいません~』完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/12013151?sort=book_count&order=desc 今回は、区切りの第十五巻です。本巻は、貴族院一年生終了&ローゼマイン婚約❓の巻でした。続いて、第十六巻へ。 https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=127856217 2024/04/18
すがはら
153
今回は貴族院1年目の騒動の後始末編といった印象。確かに社交でのやり取りは何がどう危ない発言だったのか分からなかったから、フェルディナンドの直接の指南が必要だと思う。2年目でどれだけのことをしでかすのか、今から楽しみなような心配なような。今回で下町との繋がりが一段と細くなってしまった。ルッツたちに代わる心の支えができるといいのですが。婚約話は、ローゼマイン自身が養女になった当初から考えていたとおりの線でしたが、全く好き嫌い関係無しで話が進んだので何だか印象が薄い。神官長となら既に夫婦漫才の域なのになぁ。2018/07/08
こも 旧柏バカ一代
105
あれ?もう1年が過ぎた?速いな。2019/11/25
よっち
66
貴族院の一年目が終わりに近づき、全領地を集めたお茶会を開催する必要に迫られ、最終学年の領主候補生や側近が卒業式。領地内を巡るあれこれや神殿でも神殿長としての仕事に明け暮れる四部第三弾。印刷事業や領地内のことだったり、あちこちで今後の方針を定めていって、多忙を極める中で指摘されたり決断を迫られたりローゼマインは大変だなと思いましたけど、本好きの友人ができたと思ったら婚約話も出て、ついに来てしまった下町の面々との別れの場面にはうるっとなってしまいましたが、周囲の面々を家具に例える話はなかなか興味深かったです。2018/07/04
雅
64
前を向く強さ。感動的でした2023/05/27