内容説明
「このライトノベルがすごい!2023」(宝島社刊)
単行本・ノベルズ部門第1位!殿堂入り!
シリーズ累計800万部突破!(電子書籍を含む)
2022年春TVアニメ第3期放送決定!
「このライトノベルがすごい!2018&2019」祝・2年連続第1位!(単行本・ノベルズ部門)
さあ、2年生へ! 大人気ビブリア・ファンタジー最新刊!
【あらすじ】
エーレンフェストの下町を美しい街へと生まれ変わらせたローゼマインは、他領への影響力を強めるため、さらなる発展を目指す。
そのためには、民の協力が欠かせない。貴族との壁を壊すため、彼女は自ら活発に動き回る。直轄地の印刷工房の視察や、染め物コンペの開催による職人の発掘、図書館建設計画の妄想(?)などなど。複雑な領地問題が絡む兄の結婚式では、不穏な旧ヴェローニカ派への警戒も必要に。領地内の派閥争いは激しさを増していく。
季節が冬の到来を告げる頃、貴族院では二年生が始まるのだった。
ついに5周年! 騒動続きで忙しすぎるビブリア・ファンタジー最新刊!
書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜
MIYA KAZUKI
本作でデビュー。
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)2年連続で第1位です。投票してくださった皆様、本当にありがとうございます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
137
側近実家領地での印刷業導入状況、染色コンペ、二人の花嫁などの話。いよいよ貴族院2年目スタートかとワクワクしたものの、前記のようなエーレンフェスト領内のお話が主で貴族院は学年初めの挨拶程度。領地では聖女伝説が順調に増強される様子が堪能できました。2年目の学園生活は新キャラの王子様の姉妹取り違えがどんな効果をもたらすか、図書館ウサギの新しい衣装はどんな威力を持つのかなど楽しみが一杯。次に期待です。2018/12/24
こも 零細企業営業
95
敵対勢力の領地から側近へ嫁いで来たベールで顔を隠している女性。その本質は重度の引きこもり体質には笑わせてもらったwローゼマインとの相性も良いみたいだw 学生2年目が始まった。 そして新たな王族はまだ8歳。。。。。 それとあまり年齢的に変わらない外見のローゼマイン。 国王、王子から要注意人物と言われているが、初っ端から妹のシャルロッテと間違われる。 違うよ王子様、騙されちゃダメ!!!Σ(゚д゚lll)2019/12/05
☆よいこ
86
第四部⑤ランプレヒト兄がアーレンスバッハの貴族アウレーリアと結婚する。頑なにベールをとらないアウレーリアの気持ちを汲み取るローゼマインはやはり聖女に違いない。単に魚が食べたかっただけかもしれないが。染色のコンペ開催、実力で娘の衣装作りに布を届けたエーファが素晴らしい。▽[城でのお留守番]フィリーネ視点。ダームエルの鈍感さが笑える[分かれ道]※人物関係図あり。アウレーリア視点[専属への道]エーファ視点。▽奥付に「通巻第17巻」と記載あり親切。2020/04/05
kitten
82
図書館本。Web版既読。ちょっと加筆されてるかな?最後の、エーファ視点の染色コンペが面白かった。ローゼマイン視点ではわからなかったけれども、エーファの愛はちゃんとローゼマイン(の側近のブリュンヒルデ)に届いてたんだね。アウレーリア目線の話もよかった。なんでヴェール外さないのか、本編ではわからんもんね。今回は貴族院の場面が少なくエーレンフェストの中の話が多かったけど、下町組との絡みが多かったので楽しかった。評価、星4.次はいよいよ二年生。ってか第四部は何巻まで続くのか。VIでも終わらんのじゃないか。2019/03/02
めぐ
74
表向きは静かながらも盛りだくさんな巻だった。アーレンスバッハ(ゲオルギーネ系)からランプレヒトの元に輿入れしてきたアウレーリアが、表裏の無いローゼマインとの交流によってヴェールを外す日が来ると良いなと思う。今回の一番好きな場面は染色コンペの様子と下町の母エーファの頑張りだ。表紙の素敵なドレスは何度見ても見飽きない。次回は春の緑色!ローゼマインの濃紺の髪に合う緑色を想像して私も楽しみたい。でもその前に貴族院2年生だ。ドレヴァンヒェルのアドルフィーネとちびっ子王族のヒルデブラントの接近が怖いが楽しみ。2021/04/12