内容説明
第三部「領主の養女」アニメ化決定!
アニメーション制作:WIT STUDIO
「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)
殿堂入り!
シリーズ累計1000万部突破!(電子書籍を含む)
大人気ビブリア・ファンタジー!
貴族院二年生の講義、始まる!図書委員発足!
【あらすじ】
進級式と親睦会を終えた貴族院で、ローゼマインの新たな一年が本格化する。早速始まった講義では、エーレンフェストの二年生の「全員一発合格」を目指したり、図書委員の仲間探しに奔走! 昨年以上に次々と騒動を巻き起こす中、院内の教師や上位領地の領主候補生、中央の第三王子とも接触が増え、領地間の均衡に目を配る保護者の頭を悩ませる。
だが、我が道を突き進むローゼマインは止まらない! 夢中で駆け抜けながら、エーレンフェストの採集場所に出現した魔獣ターニスベファレンの討伐に挑むのだった。
本当は読書したいだけなのに、厄介事が止まらないビブリア・ファンタジー最新刊!
書き下ろしSS×2本、椎名優描き下ろし「四コマ漫画」収録!
著者について
●香月美夜(MIYA KAZUKI)
本作でデビュー。
なんとアニメ化決定です。動くマインやルッツが可愛くて、ベンノやフェルディナンドがカッコいいです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
148
やっと貴族院の話が再開したと思ったのに、もう強制帰還ですか。また王族から気に入られちゃうし、現代の感覚なら立身出世か玉の輿かって感じなんだけど、身分制度がガチガチの時代だとむしろ遠慮したい関係なのですね。ローゼマインがハイスペックぶりを見せつけたことで変な勘繰りを受けちゃって、この先が心配です。原理主義者団体もいるみたいだし、巻き込まれそう。ローゼマインが本人もよく分かっていないまなに蹴散らしてくれそうではありますが。図書館の「じじさま」に早く会いたいです。2019/03/21
こも 零細企業営業
105
図書委員に王族を巻き込んだ!!さらに喜びすぎて王族の目の前で失神。。そして緊急強制送還。ローゼマイン安定のやらかし具合ww2019/12/13
雅
90
自分に正直にしているだけなのに、次々と騒動を巻き起こすローゼマイン。振り回される保護者達がツボ2024/01/30
めぐ
70
シリーズ18冊目。冬の貴族院の話は楽しい。王族と偶然会ってしまったり(なぜだ)他領の生徒に目をつけられたりする(目立つ)けれど、実技内容は面白いし、先生方は個性的だし、お茶会のお菓子はどうしようなどと皆で検討する雰囲気が文化祭っぽくて好きだ。派閥やら領地やらのきな臭い関係はもちろん忘れてはいないけれどあまり生活に直結しなかった、今までは。採集場所での(闇の武器でしか倒せない)魔獣の出現で、保護者3人から子ども達への具体的な指導が必要になってきたのを感じた。それから騎士見習いの連携プレーもやはり必須だ。2021/04/16
☆よいこ
70
第四部⑥貴族院2年目。超駆け足でいろんなことが起こり、報告をうける保護者3人の話(エピローグ)が一番笑えた。ヒルデブラント王子が図書委員になったこと、魔獣ターニスベファレンが現れたことが重大事項。▽[譲れない決意]ローデリヒがローゼマインに名を捧げる決意をし、側近がその意思を確かめる[旧ベルケシュトック寮の探索]次巻に続く、なかなか不穏な感じ。▽チートをちゃんと諌める人たちがいるのか、次巻に期待。2020/04/05