集英社コバルト文庫 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー22 恋のドレスと陽のあたる階段

著者名：青木祐子【著】/あき【イラストレーター】

集英社（2012/01発売）

• ISBN：9784086015158

内容説明

クリスとシャーロックが訪れたのは、ランベスのガイアスタイン城。目的は、ハクニール家の嫡男であるシャーロックが両親に初めて恋人クリスを紹介するためだった。城へ向かう馬車の中でも二人は長いキスを交わしてきた。だがクリスには自分はけっして歓迎されないことがわかっていた。案の定、クリスを待ち受けていたのは、シャーロックとの身分の違いを思い知らされる厳しい現実だった…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Norico]

ヴィクトリアンローズテーラー22作目。ついにシャーロックがクリスを連れて実家に乗り込んでいきます。貴族こわー。リコも悪意に満ち溢れててこわい。そして女心の分からないシャーロック…

2016/10/10

[みや]

刺繍の会、恐ろしい。そんな中に一人で行ったクリス強くなった。見方も増えてきてるしシャーリー父も人柄は認めてるから、階級差を乗り越えて結婚出来るのか、次巻の晩餐会が楽しみ。

2014/04/01

[ダージリン]

ふたりでハクニール家に乗り込んでみたものの、前途多難ぶりに最初はめげそうになりました。でもクリスの人柄や、芯の強さに認められる日も近いのではと思いました。何よりパメラをはじめ女性陣の応援が心強いですね。シャーリーもがんばってる！（笑）。次は決着がつくのかな？。

2011/04/17

[さなだ]

友人　ん!?いつの間に挨拶!?シャーリーぼっこぼこだな、確かに。クリス頑張ったね！てゆーか、令嬢やらその母親とかこえーな。ジャレット好き。リル可愛い。やっぱクリスはパメラとセットがいい。落ち着く。 ラストにはリンダママが出てくるのねー。そろそろ完結、してしまうのかしら…。

2011/05/19

[もずく]

あとがきによるとクラウドが実体として初登場らしく「ええっ」とびっくり。よく彼の名前は見ていたので私の中では主要執事のひとりでした(笑)今巻はついに敵の本拠地(表現が間違ってますねでも私としてはそんな感じなんです)へ足を踏み入れたクリスとシャーリー！嬉しいような怖いような不安な気持ちでページを進んでいたんですが、二人の甘い逢瀬とこれまでの登場人物たちが少しずつ顔を出してくれるとほっとしますね。身内の応援はないけれど、誰もかれもが敵ではなくて。きっと幸せな完結まであと少しだから、彼らには頑張ってほしいですね。

2012/05/01