集英社コバルト文庫<br> ヴィクトリアン・ローズ・テーラー14 恋のドレスと舞踏会の青

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集英社コバルト文庫
ヴィクトリアン・ローズ・テーラー14 恋のドレスと舞踏会の青

  • ISBN:9784086012454

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内容説明

青年貴族シャーロックが『薔薇色(ローズ・カラーズ)』の仕立人クリスを想っていると知りながらも、彼への想いを断ち切れない伯爵令嬢アディル。彼女は伯爵家主催の舞踏会で、新たに仕立てた恋のドレスを着て、もう一度シャーロックを振り向かせようとする。一方、クリスもまた複雑な想いを胸に、顧客の婦人の付き添いとして舞踏会に行くことになるが…? 舞踏会の一夜に交錯するそれぞれの秘めた想いは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Norico

25
ヴィクトリアンローズテーラーシリーズ14作目。クリスとパメラが舞踏会に招待されます。今回はバーンズ夫人がよかった。一作目では、こんな常連になるとは思いもしなかった。アディルの気持ちが切ない。ジャレットの真意は?2016/10/09

16
舞踏会です!パメラとシャーロックが踊るシーンがお気に入りです。この二人はクリスを通して、良い友人だなぁ。アディルとファニーの初絡みもありました。優しいファニーにアディルの内側にある好奇心や本来の飾らない少女の心がぽっとでていたように思います。ただ、自分の好きな人に良く思ってもらえないなら、どんなに着飾って誰に美しいと言われても意味がない。共感です。最後のシャーリーとクリスの逢瀬。幸せだけど、ぎゅっとなる何時もの感じです。いまは幸せだけど、今後どうなるかわからない不安。次も楽しみです。2015/02/13

AKI

14
甘~~い❤️このシリーズは、オバチャンでも、恋とドレスと舞踏会の世界にすんなり入る事が出来るのです。今回は作者さんもあとがきで書いている様に糖分増量で良かった~クリスとシャーロックの恋の進展の遅さは、それだけ丁寧な恋だと分かっていてもじれったくもなるので。今回はクリス熱でるよね(笑)娘の結婚にしか興味がないのかと思っていたバーンズ夫人の素敵な一面が見られて、とても好きになりました。アディル嬢にとってプライドを捨てる事は生き方を否定する事なのでしょうが、苦しそうで可哀想になります。ファニーと話してみてよ! 2019/09/30

ゆり

14
再読。クリスのお客についてあれこれ言うシャーロック、その言い分はちょっと駄目だと思う…(苦笑)。でもそれだけクリスに恋していて思いをどうにもできないんだな、と考えると偉そうな彼もいとしい。ジャレッドの登場でシャーロックとの恋の現実をつきつけられるクリスが辛かったな。お話のメインの舞踏会は色々盛り上がって読み応えありました。アディルさまが痛くて切なくて、バーンズ夫人とメイドさんたちとの場面が微笑ましくって、公園のデートはラブラブで最高でした。手に触れた記憶だけでぴったりの手袋を作れるクリスがすごすぎ。(笑)2012/02/25

shizuca

9
それぞれのキャラクターが生き生きと動いているという印象。パメラは自分の幸せはクリスと薔薇色あってこそ、という考えなのかな。だから、頑なにクリスを守ろうとしているのかな。ハノーヴァはアディルが大切だからこそのあの行動ということがわかったので、ハノーヴァ、前より苦手じゃなくなりました。舞踏会でクリスが意地悪されるのではと心配したのですが、みんな良い人でよかったです。夫人、とても良い人で、初登場のときすごいオバチャンって思ってすみませんでした。2015/02/11

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