修羅の門（１４）

著者名：川原正敏【著】

講談社（2012/02発売）

• ISBN：9784063023534

内容説明

不当な反則負けを言い渡されながらも、かろうじて無効試合としてリック・ガンフォードに勝利した九十九（つくも）。次なる相手は、“神の使徒として選ばれた戦士”と自覚する男、ジャージィ・ローマン！！陸奥圓明流（むつえんめいりゅう）が世界で一番強いことを証明するために神に挑む男――陸奥（むつ）九十九は、彼を相手にいかに闘うのか！？運命の闘いのゴングが今、鳴り響く！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

神の使いは神様じゃない

2015/01/24

[ぬ（ぬ）]

vsジャージィ・ローマン。"神の声"を聞き鉄壁のディフェンスを誇る男…ここまで強者と当たってこなかったボクシング編において初の"壁"となる存在！というかどういうカラクリなんだ…本当に単なる超集中なのか…。対する九十九も、劣勢から次第に"陸奥圓明流の戦い"へと相手を引き込んでいく…！ってかやっぱ怖いよ、あの指ぶっ刺す技！w

2023/09/02

[木曜の男]

ローマンてモデルはフォアマンだよな。九十九が意外とまともにボクシングやっておる。

2011/12/21

[読み人知らず]

ローマンとの死闘。１４巻はローマンとの戦いのみですがこれが熱い。リックガンフォードとは違うわけですよ。思い入れがあるんだなあ作者。

2007/07/22

[風庫]

ローマン戦。攻めるもののなかなか決め手が打ち込めない。読まれるなら仕掛けない、待ちの姿勢が本当なら勝ちやすい選択なんだろうけれど。九十九はそれを選ばない。馬鹿だから。勝つためじゃなく、証明する為に戦ってる。愚直なまでなまっすぐさに憧れる。

2016/01/01