内容説明
東南アジアに残る数少ない紛争地、
フィリピン・ミンダナオ。
反政府武装組織と政府との闘争は、50年近く続いた。
もはや解決不能とみられたが、
2018年7月に「バンサモロ基本法」が成立し、
ようやく平和の道筋が確かなものとなってきた。
ミンダナオ和平の功労者として国際的評価を得ているのが、
日本政府とJICAである。
和平合意もなく、治安が不安定な現場への長期職員派遣は、
JICAの長い平和構築支援の歴史の中でも類を見ない。
生命のリスクすらともなう状況下、
日本政府/JICAはどのように和平プロセスに貢献したのか。
その一部始終を知る著者が、
“地べた派” の矜持を胸に回顧する。




