ぼくらの村からポリオが消えた - 中国・山東省発「科学的現場主義」の国際協力

個数:1
紙書籍版価格
¥1,650
  • 電子書籍

ぼくらの村からポリオが消えた - 中国・山東省発「科学的現場主義」の国際協力

  • 著者名:岡田実
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 佐伯コミュニケーションズ(2025/07発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784905428459

ファイル: /

内容説明

「小児マヒ」の通称で知られるポリオ。
日本においては1960年代にほぼ姿を消したものの、世界ではその後も猛威をふるい続けていた。
なかでも、最も対応が急がれる国の一つだったのが、世界最大の人口と、貧しい農村地域を無数に抱えた中国だ。
問題解決に乗り出した中国人と日本人の合同チームは、農村の深層に分け入り、ひたむきに真実を追究する。
日中専門家の協力と国際社会からの支援によって、ポリオ撲滅の奇跡を達成した国際協力の記録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Sanchai

1
ポリオはワクチン投与を確実に行えば撲滅できるのだけれど、それを外国人がなかなか入れない中国の農村部で1990年代に日本の国際協力で行われていたというのがすごい。都合の良いことしか上に報告しない文化、一人っ子政策によって戸籍には載っていない子供が実在していた等、中国でならではの苦労があったのだというのがよくわかる本。政治的には日中は今はうまくいっていないけれど、こうやって専門家間で培われた信頼関係は失われないで欲しいと思う。2014/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7981526
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数19件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす