内容説明
2013年、ウルグアイ首都圏のサンタルシア川下流域に高濃度の“水銀汚染”が見つかった。ウルグアイは、まだ経験したことのない環境汚染に、水俣病等で多くの知見・技術を持つ日本に技術協力を要請した。
本書は、20年にわたる「統合的流域水質管理」の確立とその過程で発見された環境汚染の対策に関する国際協力のプロジェクトヒストリーである。
技術協力の結果、1人の被害者も出さず、“公害”の発生を未然に防ぐことができた。持続可能な河川流域コモンズの水環境管理を実現するために、いかなる対処能力、そして支援や協力が必要だったのか。
JICA環境管理分野のエキスパートである著者が、三期にわたるプロジェクトの舞台裏と成功要因、そして地球環境問題への取り組みにつながる課題を解き明かす。
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