内容説明
森辺の民たちが西方神の洗礼を受け終えたのを確認し、監査官たちは王都へと帰還した。
これで一連の事件も終わったかと思いきや、兵士がモルガの山に近づいたことが原因でモルガの三獣である赤き野人がラントの川に流れついてしまう。
初めて見る赤き野人は、人間と変わらない可愛らしい少女の姿をしていて……
ファの家に新たな居候が増える第32弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
炒飯
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今回の事件といえば、怪我をして倒れていた赤き野人を森辺の民が保護し、ファ家に居候させることになったこと。その野人はまだ幼い可愛らしい女児。しかしやはり赤き野人、子供とはいえ恐れるほどの身体能力を持っているのだが、心は森辺の民以上の純真無垢さを持っていた。その精神に懐かしさを感じるジバ婆…。森辺の民として迎えることはできないとのことで、モルガの森へ戻ってもらうためにどうすれば良いのか…。気になります。2024/03/26
桜兎
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書籍版初読、読了2024/01/27
etorm
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野人の次期族長?2024/01/26
よしのすけ
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今巻も最高でした。 この物語は読んでいてじんわりと涙が出てくるのですが、今巻もやばかったです。 今巻ではモルガの三獣である赤き野人のティアが出てきました。森辺の民に負けず劣らずの潔癖さを持っていてとても気持ちの良いキャラです。ジバ婆によって野人はかつての森辺の民と同じ潔癖さを持っていると語られましたが、今後どのように物語に関わってくるのでしょうか。 またルウの祝宴に街の民が招かれましたが、そこでユーミとジョウ・ランが出逢った事が次巻の大きな伏線になってるようです。何が起こるのやら。2024/01/25