ＨＪノベルス 【電子版限定特典付き】異世界料理道34

著者名：EDA【著】/こちも【イラスト】

ホビージャパン（2024/09発売）

• ISBN：9784798636160

内容説明

家長会議によって無事に屋台を継続することが可能となったアスタ。
その朗報を聞きつけてか、常連たちもアスタの前に顔を出す。
占星師アリシュナも久しぶりに訪れるが、神秘的な雰囲気のままにブレスレットを預けて去っていく。わけも分からないアスタだったが、翌日、ギバの遠鳴きが響いたかと思うと、地面が大きく揺れて――
アリシュナにも未来を見通せない『星無き民』であるアスタが、《アムスホルンの寝返り》のもたらした騒乱に抗う第34弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[eucalmelon]

アムスホルンノビ寝返り、生きている間に阪神大震災から始まって三度大きな地震があっただろうか。怖いものの筆頭に挙げられるぐらいだから、地震の少ない土地での怖さは察するにあまりある。森辺の家がなかなか想像できなかったが、割と近代的なもののようだ。稼いだお金で立て直し。ファの家が早く復活して良かった。アイ＝ファが流浪するとかいただけない。 トゥール＝ディンがメロドラ的・・・いや渡鬼的展開？と思ったら、可愛く治った。後味が良くてこの方がいい。

2025/07/23

[炒飯]

前巻で森辺の民たちに、ギバ料理で銅貨を稼いで生活を豊かにしていくことの重要性を認めてもらえ、屋台を継続していけるようになったのだが、そこに地震《アムスホルンの寝返り》が起こった。森辺の家屋やジェノスの町も被害を受けて大変なところにアスタたちは炊き出しの依頼を受けることになって…。森辺の民と宿場町の人たちとの心の交流も深まっていく内容だった。そろそろトゥール=ディンが一人前とみなされてお店を任されるようになるようで、楽しみです。ファの家も建て直すようで…ファミリー仕様にはしないのかな、やっぱり。心温まる本。

2024/12/09

[よしのすけ]

このシリーズは読んでいて本当に心が穏やかになります 今巻では地震が起きた事によりアスタに起こった事件についての物語です 地震のせいで倒壊したファの家が南の民である建築屋のおやっさん達に新築されたり、そのおやっさん達からアスタやアイ・ファがからかわれたりと楽しいストーリーでした またイチオシのトゥール・ディンが活躍するストーリーやマイムのストーリーがあり大満足でした 次巻からはトゥール・ディンが独り立ちするようです 楽しみです

2024/11/02

[etorm]

地震回。余震は多くないようで良かった。

2024/09/19