内容説明
収穫祭も終わり、ついに迎えた金の月。
それは、ヴィナ=ルウに告白して旅立った商人シュミラルが、ジェノスに戻ってくる刻限だった。森辺の民となる覚悟を決めたシュミラルはある物を用意していて……!?
さらに、ポルアースから誘われるままにアスタたちは舞踏会に出ることに。アイ=ファたち女性陣は普段は着ない貴族風のドレスで参加することになって――
今後訪れるであろう雨季への準備や、新たな氏族への料理指南など、大きな変革を迎える第24巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAMA
11
新刊!と思って毎回読むんだけれど。登録するのにずらっと並んだこのシリーズの読了マークにちょっと感動。アスタがこの世界に来たことで変化していくこの世界の理。シュミラルがすべての今までの習慣を超えて(捨ててはない)猟犬を連れてやってきた。町の貴族が敬意もって(違う人もいるけれど)迎える。いろんな人がいてそれ自体はかわらない。宗教ってよくわからないけれど、こうしてゆっくりと和して、尊重しあう世界いいなあと。そこに最初から気が付いてるからアスタの感動なのか。2021/06/22
nas
4
番外編のディガとトゥールディンの話が良かった2023/12/03
eucalmelon
2
どこにでも不埒な輩はいるものだ。マイムとミケルが襲われたのはお気の毒としか言いようがないが、それをルウ家に受け入れたドンダ・ルウの判断はすばらしい。懐が大きいというのだろうか、いいなと思ってしまう。我が家ではせまくて物でごみごみしていて到底、無理だ。 シュミラル、帰ってきたね。よその男の婿入りだけにドンダ・ルウもさすがに慎重だ。シュミラルが連れてきた猟犬、リミ・ルウとダン・ルティムに大うけ。トトスもそうだったけど、森辺の民ってこんなの大好きだよね。もやは、シュミラルの婿入りは決まったようなものだろう。2023/07/09
Ohtsuka Yuu
1
表紙のアイ=ファが素敵.あとは巻末のお話がすっごく良かった.みんな頑張っているな〜2022/04/16
桜兎
0
書籍版初読、読了2022/05/24