GP Car Story Vol.37

著者名：三栄書房

三栄書房（2021/10発売）

• ISBN：9784779644818

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

■見どころ：
理想を追求する人智が創造した極限のカタチ

■目次：
Prologue Idyllic Times
目次
異様なまでの“低さ”追求──Analyze BT55
奇才曰く──「低く構えて、前へ」──Flash Back
ラジカル過ぎた失敗作 ──ゴードン・マーレイ インタビュー
BT55 Variations──レースごとの仕様とモディファイ
空まわりのリヤサスペンション ──デビッド・ノース インタビュー
BT55 Detail File──マシンの細部を探る
勇気ある試み──ジョン・ジェントリー インタビュー
ラフスケッチのBT55と理念解析されたMP4/4
BMWにすべてを捧げた男。──ポール・ロシェ ヒストリー
銀幕を飾ったマーレイ作品──GP Car Column1
チームを導く決意のもとに──リカルド・パトレーゼ インタビュー
エリオが遺したもの──テスト時の救急体制に一石を投じた悲劇
期待と失望の狭間で。──デレック・ワーウィック インタビュー
ブラバムだけが……──GP Car Column2
狂い始めた運命の歯車──ハービー・ブラッシュ インタビュー
失われた一体感──バーニー・エクレストン インタビュー
バーニーが見せた共鳴者たちへの恩義
創設者“BT”とエクレストン、それぞれの時代で黄金期を築く ブラバムのF1参戦を振り返る／BT55全戦リザルト
そこばくの追懐──GP Model Story #28
次号予告
Epilogue

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[tokkun1002]

2021年10月。GP Car Story vol.37。1986年。Brabham BT55 BMW ゴードンマーレイ設計のフラットフィッシュつまりヒラメという失敗作。エリオデアンジェリスがテスト中リアウィングを失い大事故。体制不備の中集まった人の目前で着火炎上。消火後病院に運ばれ窒息死が確定した。低重心コンセプトは翌年移籍先でMcLaren MP4/4 honda RA168E V6 Turbo 1500cc となりタイトル獲得。BT55 ドライバーはリカルドパトレーゼ、ディレクワーウィック。

2021/11/20

[U-G.Kintoki]

ゴードンマレーのMP4/4への展開が無ければ意欲的すぎる駄作として本にもならんかったよなあw

[jackal]

いつもは速い、強いマシンをピックアップするのに今回は、「失敗作」を取り上げた。最初はなぜ？と思ったが読めば納得。俄然ブラバムが好きになりBT55も好きになった。関係者のインタビューも読み応えがあった。リカルド·パトレーゼやバーニー・エクレストンまで！その他にも盛り沢山。それにしてもバーニー・エクレストンって謎の人物だね。でも、F1のボスだよ。これからの時代には生まれてこないタイプのボスだな。

2022/07/27

[good Blue]

とにかく、ゴードン・マーレのマシンは美しい！

[ハラセジ]

いつもは速い、強いマシンをピックアップするのに今回は、「失敗作」を取り上げた。最初はなぜ？と思ったが読めば納得。俄然ブラバムが好きになりBT55も好きになった。関係者のインタビューも読み応えがあった。リカルド·パトレーゼやバーニー・エクレストンまで！その他にも盛り沢山。それにしてもバーニー・エクレストンって謎の人物だね。でも、F1のボスだよ。これからの時代には生まれてこないタイプのボスだな。

2023/01/05