内容説明
すべてが終わったら、一緒に眠りましょう。テンとカイが添いとげるために必要な、三種の呪物――剣、鏡、玉のうち、残すは『玉』ただひとつ。その『玉』である生駒御前を黄泉帰らせた信長は、なぜか彼女を遠ざけ、遊興にふけっていた。そんな折、ふたりはハルから、家康が天魔王・信長を討つ覚悟を決めたと告げられ、浜松城へ向かったのだが――!? 大長編戦国絵巻、ついに完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
咲穗
7
本編完結っ！ 信長、ルイス、カイ、家康、光秀… テンがいなくなった世界で人、が選び掴み取る未来とは… 意外なラストだった… そっちの選択があるとはなぁ でも総じてみんな割と幸せ？になれたラストな気がしましたっ2021/12/31
紅羽
6
シリーズ完結。長い長い旅路の涯に辿り着いた結末。ずっとカイが神であるテンと結ばれる為に人である事を手放し、彼女と同じ場所へ行くものだと思っていただけに、この結末は本当に驚きました。文句なしにハッピーエンドですね。その後の双子の活躍も気になります。「魔性のハルさん⭐」がツボでした(笑)そういえば明智さんって安倍の傍流…という事はその先の坂本龍馬もその血が…うーむ。考えるとロマンを感じますな。2015/02/14
ゆきこ
4
「姫神さま」26巻目再読。本編最終巻。今回もすごい内容量ですので、強引な展開や設定がちょっと気にはなりました。明智光秀の神様並みの能力には、えーっ！？ってなります。でも、各登場人物の思いがよく伝わってきたし、最後の着地点もベストだと思うし、満足な最終巻でした。信長と於濃が特に良かった！本編の次は晴明編へ！2016/05/19
いんちょ
0
２００６－１１０７．祝、本編完結。みんなが少しでも幸福な終わりで良かった。2015/06/06
海歌＠旧アカウント
0
再読。 やっぱり面白い。私は、平ちゃん（謙信）が好きでした。相変わらず、テンとカイのやり取りも面白くて、二人の行く末や信長たちの結末、も納得いくものだったし。 ただ、信康と五徳が切ない…。 久々に読んでて楽しめましたｗ2012/11/02
