内容説明
春、睦月。晴明は先年の秋より、天文道を修める学生となり、慌ただしい陰陽寮に日々詰めている。その理由はただ一つ――平安京呪詛対策である。だが晴明は、京を呪うその元凶が御霊天神・菅原道真ではなく、雷神を操る死霊の気を身に絡ませた「少女」であることを知っている。しかしその行方が知れない。そんなある日、二道博士――晴明の師・賀茂保憲が一月ぶりに出仕してきたのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
咲穗
9
死霊に支配され、朝敵となった陵王。 京と自らの妻の間で自らのとるべき行動に迷う晴明は… これで晴明編、一応の決着、ですかね! とりあえずめでたしめでたし、かな。2021/10/12
ゆきこ
8
「晴明編」6巻目再読。ようやく色々とスッキリした~!!とても良い感じの終わり方でした。個人的には太陰の大王がかっこよすぎでした。2017/08/10
紗月
1
やっぱり上手い。 終わり方とか描写とか、いろいろ。 ハルさんシリーズで一番好きかもしれない。 陵王よかった、ほんとよかった。 ハルさん頑張ったね。 諦めなかったし、あの告白?はなかなかかっこよかった、うん。 少しずつ二人は夫婦らしくなっていくのでしょう。2009/10/18
いんちょ
0
2005-0510-147.2015/05/05
いんちょ
0
2004-1009-281.2015/04/05